あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

日本日記

2015-04-22 | 
日本に着いて三日になる。
毎日がとんでもなく忙しく、あっという間に時間が過ぎる。
忙しいと書いたが、それは嫌な感じではなく充実した時間を過ごしているという意味の忙しいなのである。
実際ここへ来て、無駄な時間は全くない。
昨日は横浜から東京に来たのだが、電車の最前部で景色を見ながら色々と考えた。
これは自分の内側とリンクしているのもあるが、今まで見えなかったものが見えて深く感じ入ってしまう。こういう時間も大切なんだろうな、とも思った。
電車に乗っているだけで、それだけ繊細に感じいってしまうのだから、あちこち動いていればもう大変。
昨日は自分だけだったら絶対行かないような首相官邸の辺りを道に迷ってウロウロして嫌な気を感じとり、その近くの神社で清めてもらった。
何年も前から出会いたかった人と会って、深い深い話をした後は浅草へ。
旧友と会い今度は観光だ。
前々から行きたかった寄席で生の落語を聞いた。
どうだったって?
そりゃ、あーた、良かったさ。
良かったと言えば一言で済んでしまうが、僕の場合はブログの話が一つ書けるぐらいの感じかただ。
夜は夜でお待ちかねの屋形船。
これだって当然、良かったさ。
そしてお泊まりは品川、高層マンション最上階、レインボーブリッジを見下ろすジャグジー付きペントハウス。
これももちろん、良かったさ。
昨日一日だけで、首都圏の交通、まつりごとが行われている場所で感じたこと、日本の伝統文化、ツアーとしての屋形船、トレンディドラマのような場所にいる自分、とまあ軽く五つぐらい話が書ける、それぐらいの密度の濃さなのだ。
あまりにインプットされるものが多すぎてお腹いっぱい。
どこからどこまで、そしてどれぐらい掘り下げて書けばいいのか分からない。
でもまあ、どこにいようとその瞬間ごとに自分ができることをするだけなんだなあ、などと高層ビル群を見ながら思うのだ。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする