石鹸切り
2015-07-26 | 日記
昨日は仕事が早く終わったので、庭で石鹸を切った。
石鹸を切る?とは耳慣れないが文字通り包丁で切るのだ。
1ヶ月ぐらい前に作った石鹸がアイスクリームの容器の中で固まった。
大きいままだと中のほうが乾燥しないので小さく切って乾燥、熟成させる。
石鹸作りを趣味にしている人もいる。
香りをつけたり、色をつけたり、形を色々作ってみたり、女の人なんかそうやっていろいろやる人は多いだろう。
僕の石鹸は男の手料理のごとく、ちまちまではなくどかーんとシンプル。
作る量もはんぱなくどかーん。
真心ブラザースの歌のごとく、どかーん。
一回に約15キロぐらいの石鹸を作る。
これを年に2回、これで我が家の食器洗い、及び自分の体と頭洗い、あとは友達に分けたりする。
アイスクリームの容器の中でうまく固まると、パコっと石鹸が取れる。
それを包丁で適当な大きさに切り、切断面がくっつきあわないように箱に入れ熟成。
一ヶ月もすれば使えるようになる。
いつもはマヌカを入れたり、庭のラベンダーを入れたりするが、今回はほとんどを何も入れない白い石鹸。
2割ぐらいをラベンダー石鹸にした。
白い石鹸はまるでチーズのようで、黙っていれば間違って食べてしまうだろう。
実際に山小屋という男はよっぽど食い意地が張っているのだろう、チーズだと思って食べてしまった。
ヤツはまだ生きているので、僕の石鹸が人間が食べても安全という事が人体実験によって証明されたのだ。
頼んでもいないのに自らの体で安全性を確めてくれるとはありがたい話だ。ありがたやありがたや。
だけどお味の方はすごーくまずかったらしい。そりゃそうだ。
かくして半年分の石鹸ができた。
自給自足を目指す半農半Xライフはまだ続く。