あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

あー、やっぱり家はいいのお

2015-12-18 | 日記
クィーンズタウンからマウントクックまでお客さんを乗せ、その流れでクライストチャーチの我が家へ帰ってきた。
クリスマスホリデーをひかえ交通量は多く、コーナーで異常に遅くお約束のようにストレートで飛ばす車に妨害されながらも帰ってきた。
帰ってビールを飲みながら晩飯を食べるわけだが、これがまた旨い。
ほとんど全て庭の野菜で、特に今はソラマメが旬。
旬の物を食べるということはとても大切な事だと思う。
野菜たちが季節や時候に合わせ育ち、最高のタイミングで人間がそれをいただくのが旬で、野菜のエネルギーが最も高い瞬間なのだ。
こういう野菜を食べていれば病気にもならない。
特に今のご時世、ハウス栽培や長期冷蔵で野菜は一年中お店に出回り、各野菜の旬がいつなのか分からなくなる。
今、ふと思ったのだけど旬という概念は西洋社会にあるのかな。
今度うちのボス連中に聞いてみよう。
とにもかくにも旬の野菜は旨く、人を元気にさせるのだ。

ビールを飲んでいると娘が何やら持ってきた。
学年で英語の成績が一番だったらしく記念の盾をもらったようだ。
その他、賞状がずらずらとある。
どうやら我が娘は成績優秀で学年トップの優等生らしい。
「勉強しろ」と言ったことは一度もないが、子供の自主性に任せれば伸びるところは自然に伸びる。
子供だけでなく大人も『嫌なことをやらなければならない』のが今の社会だ。
勉強だけできても人間性が欠ければどうしようもないのだが、娘は人を思いやる心を持っていると先生が言っていたのでまあ安泰だろう。
出来の良い子を持つと親は楽だな。
僕のようないたずらばっかりする腕白坊主を持った両親はさぞかし大変だっただろう。

家に帰ったのも束の間、翌日からまたツアーが始まる。
この時期はてんてこまいの忙しさだ。
もう少しゆっくりしたいという気持ちがないと言えばウソになる。
だが僕にできる事とは、全ての現象に不平を言わず身の周りの事が全て自分の心から来ているという事を知り、瞬間ごとに自分がやるべきことをするのだ。
今日の締めはネットで拾ったこの人の言葉。

「なんとかなる それはやる事をちゃんとやってる人のせりふ」
by リトルミイ(ムーミン)
コメント (5)
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