あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

冬支度

2020-07-04 | 日記
南半球では冬至も過ぎ、いよいよこれからが冬である。
冬に至るで冬至なのだ。
冬が来る前にやっておかなければいけないことが多々ある。
スバルのアウトバック銀八号は車検も通し、マフラーの錆を直し、エンジン周りも見てもらった。
冬用にタイヤをスタッドレスに替えて、スキーボックスを載せた。
このタイプのこの色はとても数が多く、ショッピングモールの駐車場では同じような車が何台もある。
間違えて他人様の車を開けようとしたこともあった。
冬はラスタカラーのスキーボックスを載せるので一目瞭然、遠くからでもすぐに分かる。
ペイントがかなり剥げてきているが、まだまだ健在である。
目立ちすぎるので知り合いはすぐに僕だと分かる、よって下手な運転はできない。
割り込みとかあおり運転はせず、スキーボックスを着けていない時よりかなりの頻度で他の車に道を譲ってあげる。
スキー仲間はこの車を「ラスタカラーの棺おけ」と呼ぶ。



愛用のスキーはいつものとおり、友達のスキー職人ハンピーにチューンナップを頼んだ。
その時にビールを差し入れして、あれやこれやお喋りをするのも毎度のことだ。
冬用のバックパック、シャベル、雪崩ビーコン、捜索用のゾンデ棒、ハーネス、スキーブーツなどの虫干し。
雪崩用のキットは、シーズン前にちゃんと機能するかチェックもする。
救急用のキットもそうだが、こういったものは持っていて使い方を知っていて、それでいて使わないというのが望ましい。
道具には手袋やスノーブーツといった革製品もある。
こういったものはしっかりと油を塗っておく。
愛用のスノーブーツはソレルというカナダのブランドだ。
これもそろそろ20年選手だが雪の上を歩くのが多いので靴底も減らない。
僕が生きているうちは充分に使えるだろう。



こうやって冬の支度をしているといやが上でも気分が盛り上がってくる。
今年はやっぱり雪不足でスキー場のオープンが遅れている
道具、モノに対する愛というものは確実に存在する。
それが全てのモノに対して行き届けばいいと思うのだが、そうなったらそれはそれでモノが捨てられなくなり大変だ。
山の道具もそうなのだが、冬用の道具は直接自分の命を守ってくれる道具でもある。
なので自分が信頼できるものを使い続けるのである。

そうしているうちにポーターズが開いたというニュースが入ってきた。
ブロークンリバーは未だオープンできない。
今週から学校は冬休み、遠くテアナウから友達が子供を連れてスキーにやってくる。
子供たちに山頂からのあの景色を早く見せてあげたいな。
コメント
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