あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

7月10日 Mt.Lyford

2019-07-15 | 最新雪情報
オハウでの仕事を終えて、ライフォルドへ。
お得意さんがポーターズのインストラクターを引き連れて遠征する。
彼らをこの山へ案内するのも8年越しで3回目だ。
お客さんは香港在住のニュージーランド人、インストラクターはオランダ人、イギリス人、台湾人、チェコ人、ドライバーが日本人、まあ色々な人が集まったものだ。
オハウの次がライフォルドというのも何かの縁なのだろう。ちょっとこの二つのスキー場について書いてみる。
二つともにクラブフィールドではない。
スキークラブが管理運営するのではなく、オーナーが居て会社としてやっている。
形態としてはコマーシャルフィールドなのだが共通するところでは、オーナーが現場で働いている。
ライフォルドのオーナーと話をしたが、彼がスキー場を造ったと言っていた。今も息子と一緒に現役でやっている。
運営はクラブフィールドのように必要最低限の設備でやっていて、スキー場の雰囲気はクラブフィールドのそれと変わらない。
両方ともオーナーは『ニュージーランドの田舎のおっさん』を絵に書いたような人で、気さくで気取らずそして優しい。
ライフォルドの場合はオーナーの方針なのだろう、スキー場に常に犬がいる。
カフェでも犬がウロウロしていて、子供が喜んで触っている。実にほのぼのする光景だ。
たぶんこういうスキー場は20年後も30年後も同じようにやっていくんだろうな。
カンタベリーのクラブスキー場は雪不足でオープンできないが、ライフォルドの雪の具合はまずまず。
てっぺんのロープトーは雪不足でクローズだがそれ以外は良好。ハイクアップすればオフピステもある。
田舎ののんびりした雰囲気のスキー場は、僕のお気に入りでもある。



駐車場には車が十数台。皆、適当に停める。



駐車場につくと茶色いラブラドールが出迎えてくれた。



人懐っこく、誰にでも尻尾を振る。



今年はどこも雪不足だが、ここはまあ雪がある方だろう。



山頂へ行くロープトーはクローズ。



古い圧雪車を直して使う。古い機械を直して使うのがキウィ魂。



この直しっぷりが好きだ。



カフェの中にも犬がいる。



午後からちょっとだけハイクアップ。



約30分のハイクで山頂へ。



風は強いが快晴。



北カンタベリー平野を一望。



そしてスキー場へ向けてドロップイン。



なるべく雪が深そうな所を狙って滑る。





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