あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

7月5日 Ohau

2019-07-10 | 最新雪情報
酒造りの仕事を6月で終えクライストチャーチに戻ってきて、すぐに冬の仕事が始まった。
お客さんはオーストラリアのゴールドコーストからの高校生。
冬休みでニュージーランドへのスキートリップ。
行く山はオハウ、泊まりはオハウロッジに1週間、毎日ロッジからスキー場への送迎の仕事だ。
去年はテカポに1週間だったが、今年はオハウである。
オハウは何回か行ったことはあるが、ロッジに泊まったのは初めてだ。
ロッジの雰囲気は好く、昔ながらのニュージーランドという感じがにじみ出ている。
これはスキー場も同じで、コマーシャルフィールドだがクラブフィールドのような雰囲気がある。
スキー場のオーナーの人柄なのであろう。
金儲け主義に走らず、何が大切かという本質から外れない。
それがスタッフにも伝わるのだろう。
皆が楽しそうに働いている、という感じを受けた。
雪はそれほど多くなく、滑れるのは圧雪コース1本と、歩いて登って尾根まで出れば登った分だけの高低差が滑れる。
今年はどこのスキー場も雪不足に悩んでいるので、苦しいのはここだけではない。
クラブフィールドのほとんどは、未だオープンもできない状況だ。
雪は少なかったが、あらためてニュージーランドの田舎のスキー場の良さを感じた1週間であった。




今年のお客さんはゴールドコーストからの学生。雪山が初めてという人も何人かいた。




リフト終点からハイクアップするのがこの山の特徴。朝一はまずスキーパトロールがチェックする。



尾根に出れば遠くにアオラキ・マウントクックも見える。



滞在中に5cmぐらいの新雪があった。5cmでもあれば嬉しい。



デイロッジのゴミリサイクル・システム。これまた手作り感が好い。



ハイクアップした尾根でロッジに泊まっているおばさんと一緒になった。昔フランスでスキーパトロールをしていたと言う。



1本はそのおばさん、もう1本は自分が滑った跡。この後、おばさんの家族とも仲良くなった。



尾根からさらに登って山頂へ出ると、レイクオハウが一望できる。



オハウロッジには雰囲気のいいバーがある。クラフトビールがジャグで15ドルというのは良心的な値段だ。
ロッジのテラスからマウントクックを見ながら飲むビールが最高なのである。








山頂でパノラマ写真も何枚か撮ってみた。
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