あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

そうだ!軒を造ろう。

2018-10-01 | 
庭の一角に雑木林がある。
物置の陰にあり日当たりが悪い場所だ。
木々の間に穴を掘り堆肥を作っているが、それ以外は手入れもせず、雑草が生えるのに任せてある。
前々から一輪車やらスコップやらを置く場所が欲しかった。
物置の壁を利用して軒をつくり、道具置き場にしてはどうか。
僕の庭仕事は思い付きで突発的に始まり、ある程度進んだところでいつも後悔する。
草ぼうぼうの時の写真を撮っておけばよかったと。
なので今回は、まず写真を撮るところから、パチリ。



まず向かったのは車で10分ぐらいの所にあるエコショップ。
この店は市内のゴミセンターに集まる物で、使える物を再利用するお店だ。
ガラクタも多いが、充分に使える物もあるし、自分で直せば使える物、工夫して別の使い方をする物など様々である。
市内にある店で、ここより安い店はない。
昔はスーパーシェッドというだだっ広い倉庫があり、そこでは扱っている物の半分がガラクタだった。
今はそのスーパーシェッドが無くなり、もうちょっとガラクタ率を下げ、エコショップとなった。
家から近いということもあるが、週に一回ぐらい訪れ掘り出し物を探すのが好きだ。
広い敷地内は建築材料、家具、食器、電化製品、庭の道具、子供用のおもちゃ、スポーツ用品などなど。
30年ぐらい前の新品同様のノルディカのスキーブーツがあったりして面白い。
ここでトタン板を発見。
これは使えるなと思ったらすぐに買う。
欲しいものが常にそこにあるとは限らない。
トタン板2枚で10ドル。
ダイニングチェアが普通なら5ドルのところをその日のスペシャルで1ドル。
庭で使うように2つ購入。

さて庭を見ながらあれこれ考える。
基本はできるだけ新しいものを買わずに、そこであるものでなんとか組み立てる。
こういうことを考えるのが好きである。
金を出して新しい材料を買ってきて組み立てるなら誰でもできる。
そこをアイデアを振り絞り、なんとかする創意工夫、そして行動力。
庭の片隅の温室もそうやって作った。
物置の壁にコンクリート舗装の時に使った木材を打ちつけて、その上にトタン板を載せよう。
木を切ってスペースを作り柱を立てようか、と思ったがまっすぐに生えてる木をそのまま柱にしちまおう。
トタン板を支える木材は、以前温室を造った時の残りの材でいける。
柱の木と桟を繋ぐ直角の金具は、ハイエースを売る前にばらしておいた内装の金具がそのまま使えるぞ。
裏庭にたくさんある10cmぐらいのコンクリートブロックを敷き詰めれば、簡易舗装で床もできる。
方針が決まれば、後は行動である。
やるかやらないか、行動が全てだと思う。
金が無い、時間がない、忙しいを理由に行動をしない人は、金があっても時間があってもやらない。
やる人は金が無かろうが時間が無かろうがやる。
やらない人というのはなんだかんだ理由をつけて、自己正当化し言い訳をするものだ。
♪なんもやってねーでやってらんねーはねーだろ。
やってらんねーのはなんもやってねーからだろ。
と竹原ピストルも唄ってる。



庭の畑仕事の合間にコツコツと作業をして、それなりの軒ができた。
こうやって少しずつでも庭が変わっていく。
その進化を見ていくのが好きだ。

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