あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

ケチがつく日

2014-04-30 | 日記
こんなブログを書いていると、自分はいつもポジティブで明るく迷いなど一切なくいい事ばかりの人生などと思われるようだが、そんなことはない。
たまには、面白くない事、つまらない事、イヤな事、腹が立つ事、ネガティブな事、暗い事、そんな日もある。
そんなうらみつらみなどは書かないだけだ。
今回はネガティブな話で毒を吐かせてもらう、イヤな人はこの先読まない方がいい。

昨日は朝から大雨で庭も水びたしで庭仕事もできず犬の散歩にも行けなかった。
ケチの付け始めはマヨネーズの失敗から。
僕は自分の所の卵でマヨネーズを作るのだが、今回は見事に失敗、分離してしまった。
お酢も油も塩もコショウもちゃんとした物を使っているので不味いわけではないが、味としてはドレッシングのそれだ。
マヨネーズという物は油と水分という本来混ざらない物を混ぜる事によって独特の味になる。
これを乳化というのだが、これがうまくいかない時がよくある。
分離した段階で対処の仕方もあるのだが、それも失敗。
ポテトサラダなんかにはこのままでもけっこういけるし、ドレッシングとしては美味いが、作りたかったのはマヨネーズだ。
2回失敗が続くと3回目もうまく行かないのではという気になる。
なので頭を冷ますのも兼ねて放置。
対処は後から考えることにした。

買い物に行けばお目当ての品物は売り切れか置いていない。
5つお店を回ってイヤになった。
長靴を履いて庭に出れば、穴が開いていて足が濡れる。
極めつけは犬のココがやってくれた。
大雨の中、買い物から帰ってくると鶏コーナーの扉が開いている。
普段なら人が行くと餌をもらえると思ってニワトリ達が寄って来るのだが、その姿が見えないぞ。
中に入ると巣箱の中でガタガタ震えている鳥達を発見。
ひいふうみいよお、あれ、一羽足りないぞ。
庭の片隅で無残な死体発見。
あーあ、やってくれたか。
これで何回目か。
ニワトリ6羽のうち、最近は卵を3つぐらいしか産まなくなってきたので、産まなくなったやつを締めようとは思っていたが・・・。
こうやって犬に襲われるとショックで産んでいた鳥も産まなくなってしまう。
いつも鶏が襲われるのは雨の時だ。
ココの頭に拳骨を落とすと、済まなそうな顔をして犬小屋の中に入っていった。
鳥を自分できれいに絞める場合と、かみ殺された場合では気持ちの持ち方が違う。
死体は首の周りだけかじられたようなので、雨が上がったらきれいにして、食べてあげよう。
これも宿命、きれいごとだけではないのだ。

友達と電話で話せば、知り合いのイヤな話になってしまう。
今回は大雨で街の一部は浸水もしてニュースにもなった。我が家の周りは全く被害は無かったが。
気持ちがささくれ立っている時に友達から『大丈夫?』などとメールが来ると、『心配してくれてありがとう』ではなく『またニュースという一部の情報で町全体がそうなる印象を人は持つのか』などと考えてしまうし、あげくの果てには『心配するふりをしているが、あなたの深層心理では野次馬根性で人が困るのを望んでいるのではないか』などと思ってしまう自分がいる。
ああ、イヤな俺だ。
なのでこれを読んでいる皆さん、この先、何が起ころうがこんなイヤな男のことを心配しないで下さい。
地震が来ようが、洪水が来ようが、隕石が家を直撃しようが、僕は大丈夫です。

さて昨日の事は過去の事。
雨が洗い流してくれた。
今日は天気も良くなりそうだ。
今、自分がやるべきことをやるのみ。
今日はココが殺したニワトリの処理。
肉を綺麗にして親子丼にでもしようかな。
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