![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/b9/eb2eaecf7a517e549af019c3828f716c.jpg)
11月9日、彦根城の能舞台で霜月狂言会が行われていましたわ。
彦根市内の団体による150年祭の市民創造事業として行われたイベントで、その番組の中には井伊直弼が台本を書いたと伝わっている『鬼ヶ宿』もあったのです。
管理人の狂言鑑賞経験については八月に大蔵流の演目を鑑賞し、茂山千五郎さんにインタビューをさせていただいた時が最初になりますのでまだまだ知らない事ばかりです。『鬼ヶ宿』はその中で特に楽しみな上演の一つでした。
お昼頃『鬼ヶ宿』が上演されます。狂言は言葉を現代人にも分かり易く、またコミカルな動きも魅力の一つなのですが、この作品は舞が入り、締めがうやむやになっていますので、管理人個人の感想としては「直弼の教養をだそうとした、ある意味インテリぶりが伺える作品」でしょうか。
16時前、イベントが早く進んだ為に、急遽予定外の『萩大名』も上演されたのです。
この作品は特に秋によく演じられる物だそうですので、季節的にもよく、またとてもラッキーなサプライズとなりました。
最後には長野主膳の独唱で桜田門外の変の瞬間を語る新作狂言『桜田門快哉』も上演されます。
この作品には笑いの要素はありませんでしたし、淡々と語られていく主膳から見た直弼の心が中心ですので歴史的教養も必要となりました。
覚悟を決めて晴れやかな顔で屋敷を出た直弼や供侍の様子すらも演出されていました。
井伊直弼の新たな思いが伝われば嬉しいですね。
彦根市内の団体による150年祭の市民創造事業として行われたイベントで、その番組の中には井伊直弼が台本を書いたと伝わっている『鬼ヶ宿』もあったのです。
管理人の狂言鑑賞経験については八月に大蔵流の演目を鑑賞し、茂山千五郎さんにインタビューをさせていただいた時が最初になりますのでまだまだ知らない事ばかりです。『鬼ヶ宿』はその中で特に楽しみな上演の一つでした。
お昼頃『鬼ヶ宿』が上演されます。狂言は言葉を現代人にも分かり易く、またコミカルな動きも魅力の一つなのですが、この作品は舞が入り、締めがうやむやになっていますので、管理人個人の感想としては「直弼の教養をだそうとした、ある意味インテリぶりが伺える作品」でしょうか。
16時前、イベントが早く進んだ為に、急遽予定外の『萩大名』も上演されたのです。
この作品は特に秋によく演じられる物だそうですので、季節的にもよく、またとてもラッキーなサプライズとなりました。
最後には長野主膳の独唱で桜田門外の変の瞬間を語る新作狂言『桜田門快哉』も上演されます。
この作品には笑いの要素はありませんでしたし、淡々と語られていく主膳から見た直弼の心が中心ですので歴史的教養も必要となりました。
覚悟を決めて晴れやかな顔で屋敷を出た直弼や供侍の様子すらも演出されていました。
井伊直弼の新たな思いが伝われば嬉しいですね。