保守党内の「首相候補予備選」みたいなものが有り多数の候補者の中から、支持率の低い順に減って行き最後が次期少々に選ばれた、トラス氏と出だしでは優勢だったスナク氏の決選投票で、しかも予想より僅差でノ勝利と伝えられています。今朝の朝日新聞では関連記事に「英国の平均的過程でこの3月に比べ10月にはガス代が3倍になる」とありました。ロシアのドイツに対する天然ガス供給のカットで、欧州の天然ガス価格が急騰し、英国はロシアからの輸入は無いものの、国際価格の急騰の影響でインフレが急速に広がっているそうです。それに加え、ウクライナへの軍事援助をほどほどに続けるとすれば、健全財政と戦争支援と相反する政策を矛盾なくやらねばなりませんから綱渡りですね! しかも保守党はEUとも溝が出けていますから難しいかじ取りが待っています。どんな手腕を見せますかね? 日本で真似をしたら良いような政策が出たら真似をして欲しい物です。
写真:次期首相に決まったトラス外相
FNNプライムオンライン:
イギリスの次期首相となる保守党の新しい党首は、トラス外相に決まった。
市民は、どのように受け止めているのか。
ロンドンから、ロンドン支局長・田中雄気氏が中継でお伝えする。
ロンドンから、ロンドン支局長・田中雄気氏が中継でお伝えする。
トラス氏選出の結果が出たあと、ロンドン市民に話を聞いたが、その多くが、「正直どちらになっても構わないが、とにかく物価高をどうにかしてほしい」と話していたのが印象的だった。
今回投票した党員たちを取材していると、「彼女は雄弁ではないが、庶民感覚があり、実直に話す姿がスナク氏よりも好感が持てる」という人が多かった。
政策については、ロシアに対する厳しい姿勢や、早くから減税を訴えたことが支持されていた。
さらに、ジョンソン首相を外相として最後まで支えたことも、彼女が信頼できる人物と映ったようだ。
しかし、大変なのはこれから。
イギリスでは、記録的な物価高騰に直面している。
イギリスでは、記録的な物価高騰に直面している。
何らかの結果を出さないと、すぐに国民から厳しい批判にさらされることになる。
(引用終わり)