王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

23日 「死にたくない」 ロシア人男性、動員令逃れ次々出国

2022-09-24 09:52:55 | 天皇家
プーチン大統領がここをクリック⇒「部分的動員令」を下したその日に、ロシア軍報道官が「1万人が志願」との(ロシア側の)プロパガンダと思われる記事がある一方、同じAFPの記事が「従軍を避けるため海外に出たロシア人」の記事があります。
すでに昨日からロシアとの陸続きの国境検問所で海外に出るため長い列を作るロシア側の映像が流れ、その前には乗り継ぎ可能なトルコへの航空券が満席とか、ついで発券に「年齢制限がかけられた」とか、(多分)モスクワ周辺の町でしょうが「動員令に反対する若い人の抗議の列に「制服を着た男たちが襲い掛かり拘束している」映像もTVに流れています。
「ウクライナのうち4州で住民投票によりロシアへの帰属を再確認」し、そこへのウクライナ軍の侵入は「ロシア本土への攻撃ととらえ。核兵器の使用も考える」とはプーチン大統領の理屈でしょうが嫌な気分になります。
今朝TVニュースショー「ウエイクアップ」では冒頭、シベリアの一都市で「学生が動員令をかけられて驚いている映像が映りました。その隣には中年のお小父さんの映像もありましたがまさに予備役の人だったのでしょうか?
反戦気分がロシアに広がることを期待しています。

写真:アルメニア空港に着いた親子

AFP/NN News:
【9月23日 AFP】母国に妻子を残し、小さなかばん一つでアルメニアに到着したドミトリーさんは、ウクライナ侵攻への従軍を避けるためにロシアを出国した多数の人々の一人だ。
 ドミトリーさんはAFPに「戦争には行きたくない」と吐露。「こんな無意味な戦争で死にたくはない。これは同胞殺しの戦争だ」と訴えた。
ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が今週、30万人の予備兵動員を決定したことで、同国では国民の国外脱出が相次いでいる。
17歳の息子と共にアルメニアの空港に到着したセルゲイさん(44)は、途方に暮れて疲れ果てた様子で「ロシアでは誰もが国を離れたくなるような状況だ」と証言。 自身が「動員を理由に」逃れてきたことを認めたが、名字は明かさなかった。
アレクセイさん(39)は「控えめに言っても、21世紀に戦争に行くなんて間違っている」と主張。 将来、帰国できるかどうかは「状況次第だ」とした。
 モスクワ発の便でアルメニアの首都エレバンに到着した人々の大半は、兵役対象年齢の男性で、多くの人は取材に消極的だった。
安全上の理由から匿名を希望した男性は、動員令に「ショックを受けた」と説明。 「この戦争を支持している人はほとんどいない」とし、「とても痛ましい。すぐに全部終わってほしい」と語った。
■ロシアは「偽情報」と否定
ロシア大統領府は22日、招集対象の国民が出国を急いでいるとの報道を「偽情報」と否定。 だが、ロシアからアルメニア、アゼルバイジャン、ジョージア、カザフスタン、キルギス、タジキスタンといった近隣の旧ソ連諸国に向かう空の便は、向こう1週間にわたりほぼ満席となっている。
 ロシアと国境を接するフィンランドの入管当局は22日、動員令の発表後にロシアからの入国者が増えたことを認めたが、その数は比較的低い水準を保っていると強調した。
フィンランド・バーリマー(Vaalimaa)のロシア国境検問所では同日午後、入国待ちの車が150メートルの列をつくっていた。 モスクワから到着した男性(23)はAFPに対し、自身は招集対象だと説明。 もともと10月までにロシアを出国する計画だったが、動員令を受けて予定を早めたと語語った。 
(引用終わり)

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23日 NYダウ平均 486ドル下げ 3万ドル割れ今年最安値 原油は80ドル割れ 景気減速懸念

2022-09-24 08:52:55 | 為替 ドル 株式
23日の米ニューヨーク株式市場は、主要企業でつくるダウ工業株平均が400ドル超値下がりし、今年の最安値で取引を終えた。
今朝早朝閉まったNY株のダウ平均は、ここをクリック⇒486ドル下げ、4日連落で今年の最安値を付け、ナスダック装具も198ポイント安で約3か月ぶりの安値を付けました。
欧米の中銀が積極的な利上げで「景気が減速するとの懸念」から株式が売られました。東京の日経は今日は「秋分の日」で休場のため、この結果を見て26日月曜の朝を迎えます。日銀は「利上げをしません」が大丈夫なのですかね?
 
朝日新聞デジタル:
 23日の米ニューヨーク株式市場は、主要企業でつくるダウ工業株平均が400ドル超値下がりし、今年の最安値で取引を終えた。
米国など世界の中央銀行の積極的な利上げで景気が減速するとの懸念から、株式が売られた。
 終値は、前日より486・27ドル(1・62%)安い2万9590・41ドルで、約3カ月ぶりに3万ドルの大台を割り込んだ。ダウは4日連続の値下がりで、下げ幅は計1400ドルに達し、今年に入ってからの下げ幅は計18%を超えた。
 急激な物価高(インフレ)を抑えようと、米連邦準備制度理事会(FRB)は急速な利上げを進めており、今後も続ける見込みだ。中央銀行が政策金利を上げれば、住宅ローンや企業への貸し出しなど世の中のあらゆる金利も上がり、投資や消費を抑えて景気を冷やす効果がある。金融政策の影響を受けやすい2年物米国債の利回りは23日に一時、4・2%を超え、約15年ぶりの高水準を更新した。
 欧州中央銀行や英イングランド銀行など、日本を除く世界の他の中央銀行も利上げを進めており、世界で景気が減速するおそれが高まっている。23日には、ドイツや英国など欧州の主要国でも代表的な株価指数が2%ほど下落した。
(以下省略)
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