今朝のこの記事によれば「安倍元首相の国葬」の式次第については粛々と進んでいる様です。
弔意を表すため自衛隊が実施する「弔砲」を計19発とする方針を固めたとあります。
一方、今朝は日曜日なの「サンデーモーニング」をTVで見てました。その冒頭が「安倍氏の国葬問題」で評論家の寺島実郎氏が厳しい意見をまず述べました。彼が1980年代にアメリカに居た頃、安倍氏の祖父の岸伸介氏(元首相)がレーガン大統領に口利き統一教会教祖文鮮明が「(米国で)脱税で逮捕・収監されているのを何とかする様依頼した」そうで、古い付き合いだったことを述べ、又文鮮明の教義が「反日を掲げている」のにも拘わらず「付き合いのあるのは戦後の政治腐敗の腐敗の元」と厳しく批判していました。
そして、パネラーの浜田氏、安田氏、松原氏らからも「岸田首相による、国会無視、限りなく内閣葬に近い国葬」をちゃんとしないと、民主主義の根幹が苦づれると苦言を呈していました。
そしてその後見たのが「この”弔砲19発”」の準備の話でした。
「国葬をしたい」との岸田首相の思いは判るにしても、その為には「同じ話を2度も3度も繰り返すのでなく、行政府の判断で国葬が出来ると考えた事について国会で反対意見が有る」点について答えないと丁寧な説明にならない気がしますがはてどうなるでしょう? 「エリザベス女王の国葬」が安倍元総理の「国葬議」に先立って行われます。英国民と英国連邦に属している人と、世界の人たちがどんな反応を示すか嫌でも違いが出るような気がします。
写真:会場になる日本武道館
共同通信:
政府は、安倍元首相の国葬で、弔意を表すため自衛隊が実施する「弔砲」を計19発とする方針を固めた。吉田元首相の国葬や、宮沢元首相の内閣・自民党合同葬など首相経験者の式典での前例を踏まえた。国葬に参加する自衛隊員の総数は、儀仗隊や音楽隊など計千人超の見通し。防衛省は実施に必要な省令を近く定める。政府関係者が10日、明らかにした。
弔砲は、安倍氏の遺骨を乗せた柩車が会場の日本武道館(東京)に到着した際、自衛隊員が発射する。105ミリりゅう弾砲を用い、数十秒間隔で空包を撃つ。自衛隊の栄誉礼や礼砲について定めた実施要綱では、首相経験者への弔砲は19発とされる。