王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

安倍氏国葬、弔砲19発を踏襲 吉田元首相ら前例、自衛隊員千人

2022-09-11 09:48:30 | 政治
今朝のこの記事によれば「安倍元首相の国葬」の式次第については粛々と進んでいる様です。
弔意を表すため自衛隊が実施する「弔砲」を計19発とする方針を固めたとあります。
一方、今朝は日曜日なの「サンデーモーニング」をTVで見てました。その冒頭が「安倍氏の国葬問題」で評論家の寺島実郎氏が厳しい意見をまず述べました。彼が1980年代にアメリカに居た頃、安倍氏の祖父の岸伸介氏(元首相)がレーガン大統領に口利き統一教会教祖文鮮明が「(米国で)脱税で逮捕・収監されているのを何とかする様依頼した」そうで、古い付き合いだったことを述べ、又文鮮明の教義が「反日を掲げている」のにも拘わらず「付き合いのあるのは戦後の政治腐敗の腐敗の元」と厳しく批判していました。
そして、パネラーの浜田氏、安田氏、松原氏らからも「岸田首相による、国会無視、限りなく内閣葬に近い国葬」をちゃんとしないと、民主主義の根幹が苦づれると苦言を呈していました。
そしてその後見たのが「この”弔砲19発”」の準備の話でした。
「国葬をしたい」との岸田首相の思いは判るにしても、その為には「同じ話を2度も3度も繰り返すのでなく、行政府の判断で国葬が出来ると考えた事について国会で反対意見が有る」点について答えないと丁寧な説明にならない気がしますがはてどうなるでしょう? 「エリザベス女王の国葬」が安倍元総理の「国葬議」に先立って行われます。英国民と英国連邦に属している人と、世界の人たちがどんな反応を示すか嫌でも違いが出るような気がします。

写真:会場になる日本武道館

共同通信:
政府は、安倍元首相の国葬で、弔意を表すため自衛隊が実施する「弔砲」を計19発とする方針を固めた。吉田元首相の国葬や、宮沢元首相の内閣・自民党合同葬など首相経験者の式典での前例を踏まえた。国葬に参加する自衛隊員の総数は、儀仗隊や音楽隊など計千人超の見通し。防衛省は実施に必要な省令を近く定める。政府関係者が10日、明らかにした。
 弔砲は、安倍氏の遺骨を乗せた柩車が会場の日本武道館(東京)に到着した際、自衛隊員が発射する。105ミリりゅう弾砲を用い、数十秒間隔で空包を撃つ。自衛隊の栄誉礼や礼砲について定めた実施要綱では、首相経験者への弔砲は19発とされる。
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ロシア軍 ウクライナ東部のイジュームから “事実上の撤退”

2022-09-11 07:01:31 | ロシア関連
この記事は11日朝のNHKの記事です。他にも多くの日本のマスコミが同様の記事を投稿してますが写真が有りません。このNKHの記事は写真が2枚ありましたので、ネタにしました。昨日から外電ではゼレンスキー大統領が地名を明らかにしませんが、東部と南部戦線で失地を回復したと語ったと報じられています。台湾系 youtube ではへルソン市を回復したとも報じています。
別紙の情報をあわせるとその東部戦線で2000平方キロ(ざっと東京都の広さ)を回復し、その為ロシア軍は占領していたイジュームを撤退し、東部度寝靴方面で再配置とこの地区を明け渡したことを認めている様です。
先遣部隊はイジュームの郊外に居る様で、SNSで国旗を掲げている写真をウクライナの大統領府が投稿したと有ります。
これがイジュームの先遣部隊の様です。

イジュームと言う地名は聞いた事が有ります。自分の記事をググると、ここをクリック⇒7月15日頃には、この地を失い、以降東部ルハンシク州のセベロドネツク市と川向のリシチャンシク市の維持が困難になっていましたよ。
軍事的に見れば、今回はその逆で両市へのウクライナ軍の反攻は可能に見えますがはてどうでしょうか? ハイマースに代表される遠距離を精密に攻撃できる武器により、ロシア軍の後方補給基地(弾薬庫、食料や装甲車等)への攻撃が奏功している様です。ロシア軍の戦術核の使用が気になりますが、見守りたいと思います。

NHK:
ロシア国防省はウクライナ東部の重要な拠点となっているイジューム周辺の部隊の再配置を決めたと発表し、事実上、イジュームからの撤退を表明したものとみられます。
ウクライナ軍がイジュームを奪還すれば、ロシア軍にとって大きな打撃となるとみられ、ウクライナ軍は領土奪還に向けた反撃を強めています。
ウクライナの治安機関は10日、東部ドンバス地域の最前線に展開するロシア軍部隊への補給路となっているハルキウ州クピヤンシクをウクライナの部隊が奪還したことを明らかにしました。

これに続いて、イエルマク大統領府長官は10日、さらに南へ60キロほど離れたイジューム郊外にいるウクライナ軍部隊の写真をSNSに投稿しました。

ハルキウ州にあるイジュームは、ロシア軍が東部ドンバス地域に部隊を展開するうえで補給などの重要な拠点になっています。

そのイジューム周辺に展開するロシア軍について、ロシア国防省は10日、「ドネツク方面への作戦強化のために部隊の再配置を決めた」と発表し、事実上、イジュームからの撤退を表明したものとみられます。

また、イジュームの親ロシア派の幹部も「ウクライナ軍による砲撃を受け非常に厳しい状況にある」としたうえで、動画を通じて、避難を名目に、地元の住民をロシア領へ移す考えを示しました。

ウクライナ軍がイジュームを奪還すれば、東部ドンバス地域の広い範囲に部隊を展開させるロシア軍にとって大きな打撃になるものとみられます。

ウクライナ軍は欧米諸国から供与された兵器などを使って、ロシア軍が支配する地域の奪還に向けて8月下旬からヘルソン州など南部で、9月に入ってからはハルキウ州など東部でも反転攻勢に乗り出していて、領土奪還に向けた反撃を強めています。
(引用終わり)

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