昨日昼 昼飯の時間に居間のTVを見ていたら、たけしのTVタックルで安倍元総理の「国葬議」について、有名人が議論している場面を見た。久しぶりに大竹まこと氏と思うが「英国でも国葬は”国会の承認がいる”と聞くのに、(安倍氏の国葬議は)国会の承認を得ていないーー」と「国葬議」の決め方に問題を感じている様だった。
ネットより
確か自民党元幹事長の石破議員が「エリザベス女王の国葬は議会の承認を得て」と発言し、その「議会の承認」はネットからの孫引きで「英国議会に聞き合わせした訳で無い」と17日に釈明したとの事。
これに賛否のSNSが乱れ飛んでします。さて大竹氏の発言も古いままで発言されていたようです。念のためあちこちググると、「議会の承認」はNHKや共同通信が先行して報道していたと指摘しているマスコミ記事が有りました。
そして「英国議会に聞き合せたのか? 常識なのか?」は判りませんが、英国では国王或いは女国王の国家元首は「慣習で国葬と決まっているそうです」。そしてそれ以外の人を国葬扱いするには「王室と議会の同意」が必要が正解なようです。戦後ではダイアナ妃、フィリップ王配も王室国民葬だったそうです。
そこで、素人ながら考えると「日本でも慣習と言うほど行政府の長である首相を国葬儀で送るなら「国会に諮った方が丁寧な進め方ではなかったか」と思います。議会の反対が有っても政権与党の自民党と公明党それに野党の一部を合わせれば「過半数は問題なくとれ国葬は可決」されたであろう気もするのですがね?!
さて、今朝の「羽鳥慎一モーニングショー」の2番目の話題は「エリザベス女王の国葬」でしたウエストミンスターホールの棺安置所に一般市民が14-5時間も並んで弔意を表す様子が映し出されました。既に最後列では受け付けは終了との事で、今度はウエスト明スター寺院の前で「葬儀を見送ろうと大勢の市民が座り込んでいる場面」が映りました。この時期に夜分には「指先がしびれるほど寒い」と伝えていました。弔意+一大イベントの参観気分もある様です。
いずれにしても、エリザベス女王に対する国民の人気は大変なものだと感じさせられました。いずれBBCか何処かが葬儀の模様を写した映像が流されるでしょうね。昼間の良い時間に見たいものです。
写真:エリザベス女王の棺の移送〈ネットより)
毎日新聞:
エリザベス英女王の「国葬」(state funeral)が19日に首都ロンドンのウェストミンスター寺院で行われる。英国の国葬は法律ではなく慣習に基づくもので、国家元首の女王や国王は国葬となる。日本でも安倍晋三元首相の国葬への関心が高まる中、英国の国葬事情をまとめた。
エリザベス女王の国葬が執り行われるウェストミンスター寺院=ロンドンで2022年9月11日、ロイター
女王の国葬日程 国民へ詳細に公開
「女王のひつぎは13日午後、(女王が死去した)スコットランドから空軍機で飛び立ち、同日夕に(ロンドン郊外の)ノースホルト空軍基地に到着する」「ひつぎは14日午後、ウェストミンスター宮殿に移され、ウェストミンスター・ホールで国葬の日(19日)の朝まで安置され、一般公開される」。英王室は10日、国民の関心事である女王の国葬について、ホームページで日程や場所などを詳細に公開した。
英国では女王や国王以外でも国葬となる場合がある。明確な基準はないが、「際立った功績の人物」(英BBC放送)が対象とされる。過去には万有引力の法則を発見した科学者ニュートンや、英本土侵攻を目指したナポレオン配下のフランス・スペイン連合艦隊を「トラファルガーの海戦」で破ったネルソン提督も国葬となった。
バッキンガム宮殿の周囲に集まり、エリザベス女王の死を悼む市民=ロンドンで2022年9月11日、ロイター
最近では第二次大戦を勝利に導いたチャーチル元首相も1965年に国葬が行われたが、英メディアによると、王以外の人物を国葬とする場合、王室と議会の同意が必要
(引用終わり)