今朝いつもの通り「ちむどんどん」を見てチャンネルを「羽鳥慎一モーニングショー」に切り替えると「長万部で地下水が吹きあがる現象が朝止まった」との話題をやっていました。そのあとが「安倍元総理の国葬」について田崎史郎氏を解説者に「国葬の決め方」から「招待状が届いた方、届かなかった方」いろいろな意見が出てました。今日のゲストの気象予報士石原良純氏は歯切れ悪く「(最後に)国葬の決め方に問題があり、今後もそれが続く」とコメントしてました。元財務官僚にして法学者の山口真由さんは「国葬の決め方に問題があった」と言い切っていました。このブログを書いている浜爺も「国葬の決め方に問題があった」と思っています。すでに安倍家の葬儀は終えていたのですから「衆院法制局」の意見をよく聞いて「国会と図り、合意が得られなければ、賛成多数で押し切れば良かったもの」を安倍元総理風に「内閣の決定のグレイ部分を強調」して事を進めたことに間違いがありました。加えて「旧統一教会との関係も公然と非難を口にする有名人が出て」も岸田首相は「関係を断つ」とは言ったものの、具体的に現閣僚の処分もままならないようでその曖昧さに国民の6割が「国葬に反対」する異常な事態になりました。
それはさておき、昨日から海外要人の羽田空港到着を警戒し、大勢の警官が空港に出ている様です。さらには首都高を中心に交通規制が敷かれ、明日は正午から午後9時まで大規模な規制が続くようです。
武道館での式典は5時間にも及び婦人のハンドバック以外は荷物の持ち込み禁止とか?! 平均年齢が高いであろう参列者の体調を考えると厳しいものがあります。昔秀吉が信長公の葬儀を政治的ショーに仕立て「香木で彫った信長像を担いで都の内を練り歩いた」大成功例など日本にも良い先例があるのですが、内閣府にも人がいませんね。「国葬儀」が無事に済んでも、その「決定の過程」は問われ続きそうです。
写真:羽田空港内で警戒する警察官ら(24日午前、東京都大田区)
日経新聞:
警視庁は27日に営まれる安倍晋三元首相の国葬で、警視総監をトップとする「最高警備本部」を設置する方針だ。同本部は天皇陛下が即位を宣言された2019年の「即位の礼」や、21年の東京五輪・パラリンピックの開閉会式でも設置した。各地の警察から応援を受け、最大級の警戒態勢で国葬に臨む。
同庁は24日、羽田空港や付近の首都高速道路の入り口付近で機動隊員らが爆発物などの不審物がないか確認する様子を報道陣に公開した。これから本格化する海外からの参列者の来日に向け、移動ルートとして想定される高速道路の一斉点検も始めた。
不特定多数が利用する主要駅などで巡回態勢も増強した。特定の組織に属さず、単独で犯行に及ぶ「ローンウルフ(一匹おおかみ)」型のテロなども念頭に、情報収集を強化している。
安倍氏の国葬は27日午後に東京都千代田区の日本武道館で開催される。参列者は約4300人に上り、うち約700人は200を超す国や地域などの海外代表らが占める見通しだ。
警視庁は27日正午から午後9時ごろまで首都高で大規模な通行止めを行うなど交通規制を敷く方針。26日と28日にも、一般道や首都高で一時的な規制が実施される。
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