ソラマメの残さの利用

豆類の茎葉は土に混ぜれば、腐植としての効果より肥料としての効果が高いものです。

写真はソラマメの収穫後の茎葉ですが、鎌で刻んでポリ袋に詰めて一ヶ月半くらい置いたものです。
栄養素が豊富なのは、袋の口にハエの蛹が一杯くっついていて、中身がキノコの菌糸に薄っすらと覆われているのでも分かります。

これを最後のコーンに化成肥料と一緒に施用します。
この残さの利用は。私の畑の畝一本あたりで、１００リットルくらいです。

私の畑では収穫後の茎葉を始め、刈り草に至るまで有機物の一切を捨てることなく利用しています。
今はまだ畑が新しいので、化成肥料を使っていますが、あと数年かけて耕土を深くした後にはいわゆる有機質のゴミだけで肥料分をまかないたいと考えています。

それは人間の食べた分だけ、畑に還元できない分だけを補充して成り立つ、いつまでもエネルギーと栄養素の循環を続けされるような環境に優しい耕作を目指すことです。