今直売所で出荷している北海道産のインカのめざめは、私が北海道から買って卸しているものですが、
芽が出やすいなどの品質上の課題が多いものなので、私が保冷管理して納品時に500グラムに
袋詰めしてから納品するようにしています。
私の納品のタイミングは、直売所での残りが5点以下になってからなのですが、今日確認した残りは
全て1月31日(月)に出荷したものなので、一日に1点しか売れなかったという厳しい現実があります。
今日の納品のための袋詰めの様子です。
この秤を使用しての入れ目は500±10グラムに設定してありますが、インカのめざめのMサイズでは
7~8個入りになります。
ジャガイモのような生鮮品は、保管中に水分が抜けたり呼吸することで軽くなっていくので、こちらへの
入荷時に10キロ(20点分)あっても、20点袋詰めが出来る事はまずありません。
また見かけが悪い場合は、調理して問題がないと分かっていてもそれを納品の対象から除外して
自家用やおすそ分け用の食材に転用したりします。
下の写真は1月31日に直売所に残っていたものを引き取って冷蔵しておき、今日になってから
出荷用の袋から出して自家用分として袋詰めをし直してるところです。
通常インカのめざめは2℃以上に置かれると数日で芽が出てしまいますので、今の時期であれば
1ミリくらい出た芽を竹串で取ってから新しい袋に詰めます。
直売所の収穫イベント用の菜の花畑では、菜の花摘みをされているお客様もいました。
しかし、北海道産のインカのめざめの売れ行きが悪い原因が分かりません。
以前は、1シーズンで200キロ売れたこともあるのです。利益率も同じです。
味は何度も調理をして確かめていますし、盛大に芽が出たインカのめざめの味は過去に書いた記事
「盛大に芽が出たインカのめざめを食しました」で報告してありますので、ご覧ください。