ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

氷瀑の金剛山

2012-12-29 13:15:03 | アウトドア・スポーツ


冬の金剛山へ登ってきました。

「クリスマス寒波で樹氷が見られるかもかも?」と誘いを待っていましたが、空振りでした。
そして、やっと「26日に登山決行」のメールが入りました。
あっしが行きたがっているのを知って、企画してくれたみたい。

9時に金剛山への途中にある道の駅で待ち合わせます。
おいら2さん、ラムちゃんとあっしの3人です。

今日は「ツツジオ谷コース」
登り口は、これまでよりも数キロ手前で、標高差では100mほど低いそうです。
昨年のシルバーコースよりも、距離も長く少しキツいとのこと。

駐車場からの雪を期待していましたが、全くありません。
今日は長靴登山で初挑戦なのに、拍子抜けな感じ。

薄い靴下と登山用の厚い靴下の二重履きです。
長靴は冷えるからと、ラムちゃんが靴用のホッカイロを用意してくれました。
頂上で休んでいると、足の指先が冷えて痛いくらいでした。
このホッカイロが有り難かったです。

歩きはじめて15分位たっても全く雪がありません。
でも、今回のコースは沢のせせらぎを聞きながら歩くので気持ちがよいです。
滝がいくつもあったり、水の中を歩いたりと変化に富んでいて楽しい~♪

    

  

            

  

  




標高が少し高くなると、冷え込んできます。
最後の大きな滝では、両脇や滝壺付近は凍っています。
氷柱が綺麗で見事な景観です。



        

  

        

葡萄のような丸い氷は、自然が作る芸術作品です。
一眼レフがあればと思いつつ、コンデジで撮影を楽しみます!

山の中腹辺りから少しづつ白くなってきました。
石の表面が凍っていて、長靴にスパイクあっても滑ってしまうので気をつけて通ります。
急な岩場や狭い道がありますが、怖い反面、楽しいです。



写真を撮ったり、休憩しても2時間ほどで尾根に出ました。
登っている時は風はありませんでしたが、尾根に出た途端に冷たい横風が吹いていて寒いです。



       

        

    

雪の積もったところでは、長靴の威力は凄いです。
アイゼンなしでも全く滑りません。
念のためにアイゼンを持ってきましたが、次回からは不要ですね。
長靴登山は想像以上に快適でした。


今日の昼食は、肉うどんとオジヤです。
材料や調理用具などは全部用意してくれていました。
あっしは、ペットボトルの水2Lを運ぶだけです。

山頂の気温はマイナス5℃です。
さすがに、お湯はなかなか沸いてくれません。
体がどんどん冷えていきます。

やっと出来ました!!
うっ、美味~い

肉、野菜、ちくわなどが入った温かいうどんは御馳走です。
空腹を満たすだけでなく、体が温まります。

      

                  

      
       具沢山のうどん              オジヤ

次は、残ったお出汁にご飯と溶き卵を入れてオジヤです。
これも最高~!

材料を用意したり、調理道具を持っていく手間はありますが、ハマりそうです。
荷物運びの分担だけしますので、次回もお願いします。




                  

頂上では、ライブ映像をパソコンで見られるようになっています。
映像化するまで数分のタイムラグがあるので、スマートフォンに映った映像を写真に撮りました。
パソコンで画像が見られるので、 友だちなどに頂上から連絡するのも楽しいかもしれませんよ。






                  



頂上付近は気温が低く、樹氷が見られました。
登りでは雪がほとんど雪がなく、諦めていただけに嬉しいです。
日頃見ることのない景色は、気分を高揚させてくれます。
ワクワク感、全開です。




    

帰りは、安全な「高畑谷コース」を1時間ほどで下りてきました。
膝の良くないあっしでも2時間もかからずに登れて、雪化粧した風景が見られるのです。
なにせ、長靴で登れるんですから・・・(笑)

自分のペースで登れば、脚力が弱くても登れるんじゃないでしょうか。
一度登れば、冬の山にハマるかもしれませんよ。
騙されたと思って、体験されることをお勧めします。

何回、樹氷を見られるか楽しみで~す。