
満開の桜のよう!
12日の水曜日に金剛山に登ってきました。
今回もおいら2さん、ラムちゃん、山ちゃんと一緒です。
登りのルートは、滝があるツツジ尾谷ルートです。
降雪の後、気温が低いので、きっと氷瀑が見られるでしょう。
駐車場に車を入れると、9時なのにもう登山から戻ってきた方がいました。
平日なので登山者は少ないですが、前日の登山者の通った跡が残っていました。



少し歩くと体が温まってきて上の防寒具とフリースを脱ぎますが、風がないのでちょうど良い感じです。
何度か歩いたルートですが、凍っているところは怖く慎重に歩きます。
長靴には小さなスパイクがありますが、アイゼンのようなグリップ力はなく簡単に滑ってしまうのです。

完全にアイスバーンです
一ノ滝が見えてきました。
正面からは雪に隠れてわかりにくいですが、外側に氷が張り、その中を滝が流れていました。

雪の下に滝が流れています

二ノ滝の景色は素晴らしいです。
昨シーズンも見ていますが、同じように感動します。
滝壺のところには、ビー玉のような氷がぎっしりあって、とても綺麗です。
滝の水しぶきが、このような芸術作品を作り上げるのでしょうね。




二ノ滝の急な坂を登ると、二手に分かれます。
左へ行くといつも六地蔵尾根に出る登山ルートです。
今回は右に行くルートをとり、ツツジ尾谷源流を歩くそうです。


おいら2さんからは沢登りの初級コースと聞いていましたが、少し行くと大きな段差があるうえに、石が凍っていて危険を感じます。
やはり冬場はアイゼンを持ってくるべきかもしれませんね。
このまま行くか、戻るかの選択を迫られましたが、行けるところまでいくことに決定。


この後は思ったほどの厳しい場所はなく、順調に登れました。
下ばかり向きながら登っていて、あっしだけ頭上の大木と喧嘩をしてしまいました。
目から火花が出て・・・
デコチンが切れたように感じましたが、赤くなった程度で済みました。
まぁ、引き分けというところでしょうか・・・(笑)

この沢ですが夏場はブッシュが多くて登れないそうで、冬場限定コースですがとっても楽しく歩けました。
尾根への出口付近はお墓で、他とは何となく違う雰囲気を感じました。

沢を抜けたところ
頂上付近まで来ると、青空が見えます。
キラキラと光る樹氷が「いらっしゃ~い!」と出迎えてくれました。


尾根へ出たところ






何度見ても、樹氷は綺麗です。
冬山の大きな楽しみが味わえました。


昼食は広場で暖かいお鍋を頂きます。
ラムちゃんが用意してくれたチゲ鍋です。
今回も豚肉・カキ・野菜など具沢山で美味しかったです。
冬山の頂上での食事は最高です。
食料の準備や道具類の運搬などがありますが止められませんね。
ラムちゃんには世話を掛けますが、これからもよろしく!


交代でボンベを温めて、火力増強!
帰りはタカハタ谷コースです。
前日に登った別のメンバーがアイゼンを無くしたそうで、下山しながらの捜索開始です。
登りでは、落ちていたカメラのレンズカバーが袋に入れて木にぶら下げてありました。
「こんな親切な方がいるならアイゼンもあるかも?」と少し期待しましたが見つけられませんでした。



沢に鳥が・・・? 自然の氷の作品でした
休みなしで一気に下りてきたので、1時間足らずでした。
あっしの最短下山の新記録でした。
運動らしいことをしていませんでしたが、楽しく登山できました。
やっぱり雪山は楽しいですね。