「輝乃湯」の庭園露天風呂は、玄関から一度外に出て、左側の日本庭園の中にひっそりとある。チェックイン時は男子専用入浴時間帯(~夜8時まで)で、暖簾の「ゆ」の字が男湯マーク(色あせた紺色)で全く目立たない。
日本庭園に入って、近づいてよく見ると「ゆ」の暖簾が見えた。
女湯の時間帯(夜8時~翌朝11時)、暖簾がよく目立つ「赤」色に代わってから出かけるも、今度は辺りが夜で暗く「館外の庭園露天風呂」で、私は誰にも出会わなかった。
翌朝2回入り、昨夜の1回とで合計3回入った「庭園露天風呂」は「毎回、すべて貸し切り湯だった」
「庭園露天風呂」を知らずに「輝乃湯」を去る人が、宿泊者の中に結構いる??
私がそう確信したのには、次の理由がある。
①「輝乃湯」の庭園露天風呂は、玄関から一度外に出て、左側の日本庭園の中にひっそりとある。チェックイン時は男子専用入浴時間帯(~夜8時まで)で、暖簾の「ゆ」の字が男湯マーク(色あせた紺色)で全く目立たない。
②フロント係がチェックイン時に、「館外にある庭園露天風呂について」の説明を、口頭では、一切しない。
・入館の際にフロントからもらう説明書(お風呂案内・食事案内)や、泊まった部屋にある「輝乃湯」館内案内・説明書には「庭園露天風呂」について書かれてあるが、宿泊者は、それらをきちんと隅から隅まで読まない。
③館内(地下1階にある)男女別の大浴場(内湯)に、それぞれ小さいながらも露天風呂が付いている。宿泊者は、これを「庭園露天風呂だと」思ってしまう(仮に宿泊者が、館内案内書を読んだ場合でも、勘違いする。)
④我々が泊まった平日は、宿泊利用者が70才前後の年寄りが多く、インターネットなどで事前に「館外にある庭園露天風呂の存在」をよく調べてやって来る年齢層とは言えない。
⑤夕食・朝食ともバイキング料理(夕食ではアルコール飲み放題割引もある)夕食後は入浴客が減る。 風呂上がりに楽しめる無料コーナーが非常に充実していて(マッサージ機器がすべて無料ほか)それに夢中になっているうちに?「庭園露天風呂?」への注意力が無くなる。
11月の末、季節は晩秋。朝晩の冷え込みが厳しい時季。加えて、平日の宿泊者は高齢者がほとんど。
・・・フロントから遠く、目が行き届かない館外の露天風呂で、何か事故があったら~!!・・・
「館外にある庭園露天風呂の入浴」を宿泊者に口頭・説明しない・あえて勧めない訳がそこにあるように思える。
湯原の「輝乃湯」の泉質が抜群に良く、トロトロ、しっとりする源泉湯に魅了され、何回も館内の内湯・大浴場に入るだけで満足感が半端ない。
更に、男女別大浴場(内湯)が深夜2時に入れ替わり、結果、ほぼ一晩中~翌朝11時まで温泉に入れるために、二つの内湯・大浴場と、それぞれに付いている可愛い露天風呂2つだけで非常に満足してしまう。
あ~幸せ・幸せ・・知らぬはなんて幸せ~
~次は、3回とも貸し切り湯だった「私の庭園露天風呂の風景」に つづく~