島風、前回は段取りの失敗に気づいて少し落ち込みましたが、とにかく前へ進めます。
キットにある島風のスペック説明では昭和18年5月10日に舞鶴工廠で竣工されたと記されています。
随分と軍艦の塗装をしていないので、クレオス「日本海軍工廠標準色」セット内のSC03真鶴海軍工廠標準色を確認しておきます。
▼確認してよかったです。溶剤が飛んでしまいカチンカチンになっていました。
▼セット内の他の塗料も見てみると真鶴工廠標準色ほどではないですが、少し溶剤が飛び気味です。
あわせて3本とも「真・溶媒液」を足しておきました。
真鶴工廠は溶剤がかなり飛んでしまってほとんど固体状態です。
もし復活出来ないようであれば、クレオスC-32軍艦色(2)横須賀海軍工廠標準色を代用しようと思います。
▼サーフェイサーはタミヤのプライマー入りホワイトサフを使いました。
▼サフの乾燥後、状態をチェック。
前回の記事の冒頭でお話しした通り、ダイキャスト製の艦底とプラ製の船体を接着した部分はかなり隙間が出来てしまっています。
▼隙間にタミヤホワイトパテを塗り込み、紙やすりでヤスって修正します。
▼タミヤ紙やすり#400でサンディングしました。
▼パテで埋まってしまった舷窓を、飛行機で使う筋彫りニードルを使ってパテをほじくり出しました。
▼再びホワイトサフを吹いたあと、紙やすり#400でサンディングしましたが、艦底と船体の段差と隙間はうまく修正されません。
それと盛ったパテを削り切れず、船体には盛り上がった状態で残っています。
▲▼ダイキャスト製の艦底の方がプラ製の船体よりやや大きくて段差が生じてます。
その差をパテで埋め、サンディングして段差を無くすように修正していますが、なかなかうまくいきません。
だから、パーツの一部にダイキャストを使うのは嫌いなんです。
共にプラスチックなら紙やすりで簡単に修正できますが、ダイキャストは固くてそうはいきません。
結局、段差にパテを塗って高さを揃えるしかありません。
▼紙やすりで修正したあと、3回目のホワイトサフを吹いて確認しました。
船首と船尾に盛り上がったパテがきちんとサンディングできず、醜く残っています。
▼いままで紙やすりを使ってサンディングしていましたが、綺麗に修正できないので、今度はダメ元でスポンジやすり#400でサンディングしてみました。
▼サフ吹き4回目です。
乾燥後に確認してみると、なんとか修正できたようです。よ〜くみるとアラがありますが、もう止めます。
今回はここまでです。もう疲れました😩 次回は基本塗装に進みたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
プラとダイキャストのマリアージュ、大変ご苦労様でした<(^^;)>
やはり金属とプラは硬度が全然違いますから、その上この小ささ!!
おまけに上部構造物付きでは、気の使いようも半端ではなかったかと思います。
拡大してある画像でも、アラがあると云われればそんなような気がする程度です、
充分以上の修正結果ではないでしょうか?
お疲れさまでした(^^)。
細長い海面の台座を作って、船体が立てる波で隠すというのはどうでしょうか?
パテを波のように盛り付けるとか、綿で見えなくするとか・・・。
>やはり金属とプラは硬度が全然違いますから<
そうなんですよ。そこが問題なんです。
修正なしで済むくらいのパチピタならかまいませんが、そうではないので手間がかかります。
作業中、持ち損ねて落下しないでよかったです。
まだ、アラがありますが、せっかちな私はもう次へ進んじゃいます😅
>細長い海面の台座を作って、船体が立てる波で隠すというのはどうでしょうか?
パテを波のように盛り付けるとか、綿で見えなくするとか・・・<
お気遣い、ありがとうございます。
一応、自分では許容範囲というか(かなり甘い😅)、踏ん切りがついたので、基本塗装を進めてしまいました。
軍艦の在庫にこのようなダイキャスト製の艦艇は他にないと思うので、もう気が楽です😄