ドイツ戦車兵の続きです。
▼顔はやはりハイライトが強すぎたので塗り直します。
ペイントリムーバーで塗料を落とします。
クレオスのMr.ペイントリムーバーを使いましたが、アクリル塗料でも問題なく落とせました。
筆に液をつけて塗装面に付け、ほんの少し時間を置いて筆でこすっていくと取れ始めました。
写真は顔と手の塗装を落とし終えた状態です。
▼再度、Vic Hobbyで塗装しました。
ハイライトはベースのシャドウに近い色から塗っていき、階調がいきなり変わらないよう注意しながら塗装しました。
写真は3名とも再塗装が済み、この後のウエザリングに備えて艶消しコートをかけ終えた状態です。
▼軍服にハイライトをつけていきます。
ライフカラーのパンツァーブラックをベースにした上に、油彩のチタニウムホワイトにアイボリーブラックをほんの少し混ぜてハイライト色としました。
エッジ部分に筆でつけ、ドライブラシ用の筆でグラデーションがつくようにこすっていきます。
写真は上着の端に油彩を筆で付けた状態で、この後グラデーションになるようドライブラシしていきました。
▼シャドウにはバーントアンバーとアイボリーブラックを混ぜ、窪みに筆でつけていきました。
ホルスターにバーントアンバーで変化をつけました。
ベルトはアクリルのフラットブラウン、バックルと鉄十字章、帽章はアクリルX-11クロームシルバーで塗り分け。
戦車兵は肩章と襟のフチはピンクですが、1942年に襟の縁取りは廃止されたため、1943年設定の今回は肩章だけにします。
肩章はデカールにするか、細筆で描くかこれから考えます。襟章はデカールを使う予定です。
今回はここまでです。残り2体も同様の作業をしていきます。
油彩はフィギュアと相性がすごく良さそうですね。
なんとか真似が出来るよう頑張ってみたくなりました。
ペイントリムーバーなんて新兵器があったんですね!
塗り直し前より、色に若干赤みが入ったように感じられます
より生き生きしたような感じになったように思います。
しかし、これはプラ+ラッカーには使えないかなぁ~(_ _)。
因みに私はドイツ兵の徽章類は塗装放棄していて、全部デカールで済ましています(^^;。
まずは、塗り直し結果上々でおめでとうございます。結構、力が要るんですよね塗り直しは。私なんぞは、なんかウジウジして手直しに走り、収拾が付かなくなってやっと塗り直す事が多いです。
ペイントリムーバー、ラッカー系シンナーとどう違うのか興味が有ります。自分で買ってみれば、と言われてもしょうがないのですが、お手間でなければ食レポをお願いできますか。
フィニッシュワークを車体と同じようにすると考えれば油彩(エナメル)は向くと思います。
油彩を使ったドライブラシはやりやすいのと、ブレンディングができるのが便利です。
Choro-Pooさんならドライブラシはお手のものですから、難なくいけると思います。
ペイントリムーバーは最近、ミニスケのヤクタイの塗装を落とす時に使いました。
お陰様で再塗装の方がうまくいったので、行った甲斐がありました。若干赤みが強いのはベースのシャドウを残した面積が多いせいだと思います。前回はシャドウを潰しすぎ、さらにハイライトに白を混ぜたりしたので白粉を塗ったような感じになってしまいました。
ベースはシャドウだ、という潜在意識が働いてしまいました。それをまた繰り返してしまいましたが、アフリカならいざ知らず、東部戦線なのでベースは普通のフレッシュにしておけば良かったと今更ながら思っています。でも今回で少し経験値が上がったかもしれません。
徽章類はデカールが良いです。いつも基本塗装の後、クリアコートをして貼っているのですが、うっかりそれを忘れてしまいました 多分もう貼りにくくなっているので何とか塗装でいけないかともがいている次第です。
私も塗り直す前、随分いじくりました。
結果やはり満足いかず塗り直しましたので、辻堂ジップさんと同じです。やっぱり塗り直さずに何とかしたいですよね。
ペイントリムーバーは塗料を溶かすというより、浮かすという感じです。
最初、筆で塗装面を濡らす感じで付け、少し経ってから筆で擦ると塗装が剥がれてきます。溶かすラッカー系シンナーとはここが違うところです。
塗装面を溶かさないので、落としたくない塗装面に液を付けなければ影響は少なく、とても便利だと思います。
少しでもお役に立てたら幸いです。