TIGER I アフリカ仕様のドッティングをしました。
▼使用した油彩はチタニウムホワイト、ウルトラマリン、ネイプルスイエロー、イエローオーカー、ローアンバー、オリーブグリーンの6色です。
▼細筆に油彩を少し付けてチョン付けしていきます。
ランダムに油彩をつけていくのですが、少し意識して上の方にはホワイトやネイプルスイエローを多めに、パネルなどの窪みにはウルトラマリン、中間もしくはランダムにイエローオーカーやオリーブグリーン、下方にはローアンバーをつけていくようにしました。
▼綺麗なターペンタインを平筆に染み込ませて側面は上から下へ、平面は円を描くように筆を動かして車体色に馴染ませるようにしていきました。
▼砲塔、砲身が終わったので車体も同じように作業します。
▼フィルタリング(ドッティング)作業が終わりました。
砲塔はネイプルスイエロー、チタニウムホワイトで軽くドライブラシをかけています。
台風14号が太平洋岸にいます。天候が良いうちにTIGER I のウエザリング作業を進めていきたいと思います。
次は、ピグメントを使った足回り、さらに車体への埃汚れ、そのあとは全体にドライブラシとピンウォッシュを繰り返していきたいと思います。
ドッティングは経年変化を表現するために行います。
タミヤのエナメル塗料でもできますよ。
以前、タミヤの8輪装甲車でやっています。
2011年11月5日の記事
https://blog.goo.ne.jp/hk_12345/e/7a95062b93ddf2be2244b394bf679344
タミヤエナメルは油彩より乾きが早いのでパネルごとに作業していった方が無難です。
今回も田舎に隠遁している者(私)には初耳の手法(笑)
このブログを見ていれば、もうAM誌は要らない!です(^^)
最初の画像を見た時は、ソフトクリームの上にチョコチップを履いたような景色
「え~っこれからどうするの!?」でしたが
結果はまさに、「何と言う事でしょう!」状態
このドッティングというテクニックは、油絵具ならではのものに思えますが
何とか他の塗料で真似できないかな、などと考えたりしています(^^;。
油彩はほとんど拭き取ってしまいますが、ほんのわずかに残った油彩の影響に自己満足しています。
酷使された車体を表現するには便利な方法だと思います。
私達が何気なく見ている色彩というのは、こういう風に構成されているのだと改めて実感します。