雷電の塗装の続きを行います。
続きというのは、当初ブログにアップしようとした作業は、途中でやり方に納得がいかなくなり、恥ずかしながらオーバーに言うと少しパニックになってしまいました。
一旦作業を中断し、少し間を置いた方が良いと判断したのです。
作業がダッチロール状態になってしまったので態勢を整えて本日、再開しました。
写真は前回の時から始まります。
稚拙で恥ずかしい作業の連続ですが、ここを晒さないと現状につながらないのでご笑覧ください。
▼まずは風防に機内色を吹きました。
▼次にサーフェイサーを軽めに吹きます。
今回ラプロスをかけすぎてしまいリベットが一部潰れてしまいました。
次回からは最初の頃のように掛けないようにするか、もしくはやり方を変えないとまずくなりました。
▼下面に指定色の明灰白色海軍用をクレオスC-35でエアブラシしました。
さあ、ここから迷走が始まります。
▼下面に明白灰色を塗装した後にシャドウを吹いていなかったことに気がつきます。
仕方がないのでタミヤラッカーLP-67スモークをシャドウの代わりに吹きましたが写真の通りうまくできません。
▼さあ、困った。そこでシャドウとして明白灰色にブラックを足して全体に吹いて次に白を足したハイライト白をパネルの中心に吹いて処理しようと考えました。
写真はブラックを足して全体に吹き終えたところです。
▼しかし、ここで白フチ付き日の丸を塗装でやろうとしていたことを思い出します。
ということで再度、元の明白灰色を吹き直しました。
そして日の丸用のマスキングを切り出した後で赤を吹いてしまいました。
と、気づくと……。が〜ん、機体色を塗装してからマスキングを貼ってから赤を吹かなければダメじゃん!!
しかも赤からではなく先に外側の白用のマスキングを貼って白を吹き、次に赤用のマスキングを貼って赤を塗装する手順にしたことをすっかり忘れています。
モチベーションも急降下、ダッチロール状態です。
ここまでが前回の塗装作業です。きちんと頭の中で整理ができていない証拠ですね。
少し気分転換がしたかったのでフンメルを組み立てていました。
▼さて、一日置いて少し落ち着いたので、気を取り直して雷電の塗装を再開しました。
まずはブラックでシャドウを吹いていきました。
▼ここでも順番を間違えていますね。先に味方識別用の黄色の帯を吹いてマスキングをしてからシャドウを入れるべきでした。
隠蔽力の弱い黄色ではシャドウを隠せません。
▼仕方がないのでホワイトを下地に吹きました。機体後部の帯の場所にも下地のホワイトを吹いておきます。
実はこの作業がさらに後ほど悩ますことになります。
多分もう雷電はチョンボのオンパレードになりそうです
▼後部の帯はデカールがありますが、塗装でいくためマスキングテープをデカールになぞって切り出しました。
▼帯は指定色のクレオスラッカーC-58黄橙色です。
▼やっと下面の明白灰色の塗装に戻ってきました
ところが、日の丸の赤や黒のシャドウ、さらに識別帯の下地の白などでもう下面は彩度バラバラの色のオンパレード。
明白灰色ではそれらの下地になった色を隠蔽することができません。
写真を撮り忘れましたが、乾燥させながら2回ほど明白灰色を重ねぬりしました。
シャドウは当然跡が残って良いのですが、問題は帯の黄色と白が醜く薄く透けて見えてしまいます。
仕方がないので今度は明白灰色にホワイトを混ぜてハイライトして各パネルの中心に吹いていきました。
チョンボのごまかしです
まだマスキングした胴体の帯の周りがうっすらと黄色が影響しているのがわかります。
今回はここまでにして、帯付近は再度塗り重ねをしようと思います。
次は上面の塗装をして日の丸の塗装にかかりたいと思います。
本当は疾風の時のように日の丸の塗装をしてから機体色にかかりたかったのですが、マスキングを基本色の上から塗装するようにしてしまったので、きしくも疾風の時に最初に考えていた塗装の順番となりました。
雷電は「まだまだ波乱は続くよどこまでも」、あれつい最近のドラマのタイトルみたいですが、ハッピーエンドになってほしいものです。
お察しいたします。
私なら
濃緑色で塗りつぶして
さっさと「完成!」なんて
言いそうなところですが・・・
操縦桿を目一杯、引き付けて
火星の馬力任せに
急上昇で
ダッチロールから
脱出されることを
お祈りしております。
ブログを書きながら頭の中が整理され、迷走の原因がわかってきました。
なので機体(心)を立て直し、きりもみ状態からの脱出は直近です
シャドーはまっすぐ吹けず、端から諦めていますけど...(^^;。
>「しかも赤からではなく先に外側の白用のマスキングを貼って白を吹」かなければいけないのに赤を吹いてしまった!。
これ、あるあるですね。
というか一回しかやっていないCANT Z1007でこれをやってしまいました。
でもどうにかなりますよ。
再開されたという事は、そこら辺も何とか踏ん切りと言うか、考え(対処方法)が纏まったからではないかと思います(^^)。
白ふち付きの日の丸をどの様に塗装するかの考えをまとめずに作業に入ったのが敗因だと思います。
いろいろなやり方があると思いますので、自分にはどれが良いかをキチッと決めていけば大丈夫でしょう。
しかしサークルカッターの使い方が全くダメです。
不器用さを思い知らされた雷電です