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ドライブの認知心理学

2012-11-14 | 認知心理学
「認知と学習の心理学」培風館より

●スピードを出さない
 だいたいいつも自分の後ろには車がいない。法定速度遵守の運転を心がけているからである。不思議なことであるが、これが日本の交通安全の現実である。
 たとえば、車の時速60キロは、1分で1キロ、1秒で17メートルになる。たった1秒間のぼんやり、脇見でも、17メートルも動いてしまう。その間に魔の一瞬がおとずれるのである。
しかも、人の側での一瞬への対応スピード(行為の時定数)もたかだか200ミリ秒である。その間に時速60キロの車は3.4メートルも進んでしまう。しかも、慣性も働くので、この何倍もの距離を移動してしまう。人と車とのこうしたスピードギャップも、事故の強い背景要因になっている。
 多くのついうっかりは、その行為が起こった瞬間に気がつく。
したがって、訂正行為ができる。しかし、この間にも何秒の時間がかかる。車のスピードが速いと、この何秒が命取りになってしまう。
 スピードが速くなることは、利便性と直結する。したがって、利用者は歓迎する。しかし、ひとたび、不具合が発生すれば、その影響するところは、スピードに比例して大きくなる。リスクとリターンの折り合いは、永遠の課題である。

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2 コメント

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Unknown (桜香)
2012-11-14 02:02:38
美しい画像に
ドライブ
ゆきたくなります

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Unknown (桜香)
2012-11-14 02:12:58
相手も動くもの

動体視力も必要ですが
それぞれが
それぞれの速度でうごひているです


歩行者は次の瞬間
さほど移動していないはづですが


自転車
バイクは予測がつかなひです

縫って走る
すり抜けて走るなどあるです

EH
歩行者

自転車
バイク
どの立場も経験あるですが

なかなかほかの立場をかんがへられないものです

度々コメント失礼をば

せんせい
こらしめてくださいませf^_^;
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