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受験」自分史

2020-07-31 | 自分史
猛勉強

 猛勉強は、大学受験のとき。
 いけるのは、学費がほぼただ(実際は、年2万円弱だった思う)の国立だけ。したがって、勉強しなければ、大学にはいけない。猛勉強をした。
塾などははなから念頭にない。当時、5教科で受験できる大学や学科を探した。もとより、何を勉強したい、というようなものがあったわけではない。進学校なので、まわりの友達のように大学にいきたいの一心だった。
 模擬試験は受けた。大丈夫そうだったので東京教育大学の心理学科を受験した。科目数がほかとくらべると少なかったのが影響してか、倍率は20倍くらい。こりゃーだめかと、試験終了時に観念した。しかし、合格した。
 猛勉強は、一人で家の一室でした。当時、TVが家にはいったばかりで、母と兄は、それに夢中。受験することすら知らなかったのではないかとおもうくらい、ほっておかれた。でも、これがよかった。自分ですべてを決められた。家計からすると、大学進学など思いをよらなかったが、2人とも何も言わなかった。表面上はまったくの無関心。しかし、今から思えば、勝手ばかりして、との思いはあったかも。すみません。
 受験勉強はしかし大学合格のためではあるが、あの頑張りは貴重だったと思う。勉強の習慣がつき、勉強のスキルも身についた。さらに、人間の器を一回りも2回りも大きくしてくれた。


 

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