「感情の知性化
悲しいときに悲しい詩はかけません。
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詩を書くときの心はおだやか
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喜怒哀楽を湖底にしずめて
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心が活字の群れを<詩>に変える。
(谷川俊太郎)
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感情が高ぶっているとき、あるいは、落ち込んでいるとき、
感情のほうに注意をとらえて、詩はおろか、振る舞いさえもままなりません。
それは、その時は、感情のままに従うほうが、生き残ることができるからです。
そして、感情は、時間がたてば、平静にもどります。
「喜怒哀楽は湖底に沈みます。」
そのときこそ、感情が詩になります。
感情が知性化されたのです。
これが文明を作り出したのだ。
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