教鞭
気になったのは教鞭という言葉。鞭をもって教えるなんて芸術の世界にあってはならない。脅かしたら萎縮して頑なになるばかりで良い効果はありません。
(浜畑賢吉)
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鞭の使い方は難しい。
使い過ぎれば暴力になる。
それを恐れて、教育界からは鞭が追放されて久しい。
しかし、それは、物理的な鞭である。
鞭は、ほかにもいろいろある。
その中でも最も影響の大きい鞭は、言葉である。
「言葉の暴力」である。
しかも、物理的な鞭よりもはるかに使い勝手がよい。
それだけに実によく使われる。
結果として、言葉の暴力に負けてしまう人々が出てくる。
言葉を排除するわけにはいかないが、言語習慣を変える努力で、言葉の暴力を自己抑制できるようになる。
優し言葉。穏やかな言葉。冷静な言葉。ポジティブな言葉。
語彙を増やし、TPOの応じて使い分けるるようにすれば、言葉の暴力からは遠ざかることができる。
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