食事「心を元気にするもの
「腹が減っては戦はできぬ」
- 食事は心身に強く影響する
日本の食事は、栄養的にも、味覚的にも世界に冠たるところがあるようです。
日本食そのもののすばらしさに加えて、世界の料理の一流どころを取り込んでいるのですから、それはそうだろうという思いは、日本人なら誰しもが持っているのではないかと思います。自分の限られた海外生活でも、日本の食事そのものも、食事文化は飛びぬけているように思います。
それは、さておき、食事からだにも心にも強く影響します。その影響の仕方は、医学的にかなり広く深く解明されています。
ここでは、その話は脇において、食事と心の元気について、心理学の観点から少し考えてみたいと思います。
- 心を元気にするコツ
- 気持ちと食事を連動させておく
だいたい食事の大枠は習慣化されています。
自分の場合は、朝はバン、昼や弁当、夜は晩酌しながらとなります。その時々で変わるのは、パンや弁当や酒の種類ということになります。
この習慣は、食事メニューをまっさらから考える面倒を省いてくれますので、助かります。
これはこれで大事なのですが、心の元気という点では、この習慣やぶりも必要です。
うれしいことがあったときの、とっておきの外食やメニューを決めておくのです。これによって、心の元気を倍加させるのです。この日常的な習慣破りの習慣が心の元気にはおすすめになります。お祝いごとには食事はつきものですね。それを自分スタイルでやることになります。
- 仲間と一緒に
実は、私は昼食を一人でとるほうなのです。誰かと一緒だと、どの店にするか、相手とメニューを調整するとかの気づかいが面倒だからです。
でも、食事は、やはり誰かと一緒が一番です。食事ときの相手は、食事に誘発されて、表情の話す内容もポジティブになりますし、友達づくりにもなります。
- この一品はというものをもつ
グルメを自称する方々に共通するのは、あそこのあれがうまい、というものを持っていることです。それを語る時のうれしそうな顔。
あなたもそんな一品をもつことをおすすめします。考えただけでも、元気になれます。
最後に例によって引用です。
「北野武氏が言っていたことであるが、回転寿司を3回がまんしても、おいしい寿司を食べない限り、貧乏を脱出する気にも頑張る気にもなれないということがある。」(和田秀樹)
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