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聴かされる方は、しかし、辛い

2016-08-22 | 健康・スポーツ心理学
聴かされる方は、しかし、辛い

相手のわけのわからない?話を傾聴するのも楽ではありません。普通の会話では、話すが勝ちみたいところがあります。
ポジティブ・コミュニケーションでは、相手も喜び、その喜びの笑顔が自分の喜びになって、お互いが幸せ気分に浸れるのですが、傾聴は、その点で大変な非対称性があります。

カウンセリングの場面では、それを使命とする仕事ですからしかたがないですが、普段の会話では、いつもいつも傾聴役は避けたいところです。適度の役割交代ができるのが理想です。
そのためには、コミュニケーションの場、雰囲気を読むことが大切です。

会話の天才、若きガールでは、「ねーねー聞いて、聞いて」で話し手になることを宣言してしまう人がいますね。そして、「今日は聴き役になってあげる。その代わり,おごりよ」なんて返しもありますね。

会話力が貧弱な男には、お酒でも飲まないとなかなかできない芸当ですが、学んでもよい会話の心理技法のひとつだと思います。

仕事の世界ともなると、上意下達コミュニケーションばかりですが、そんな中にあっても、ときには、傾聴のようなコミュニケーションもあってよいと思うのですが、いかがでしょうか。






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