法務問題集

法務問題集

会社法 > 株式会社 > 株式 > 総則 > 株主(2) ★

2014-04-14 00:00:00 | 商法 > 会社法(2023年)
【問題】
01. 株主の責任は、株式の引受額を限度とする。

02. 剰余金配当請求権は、自益権に該当する。

03. 残余財産分配請求権は、自益権に該当する。

04. 株主総会での議決権は、自益権に該当する。

05. 株主代表訴訟提起権は、自益権に該当する。

06. 株主に利益配当請求権の全部を与えない旨の定款の規定は、無効である。

07. 株主に残余財産分配請求権の全部を与えない旨の定款の規定は、無効である。

08. 株式会社は、原則として、株主の人数に応じて株主を平等に取り扱わなければならない。

09. 非公開会社では、定款の規定で、株主の持株数にかかわらず、株主1人について1議決権とすることができる。

10. 非公開会社では、定款の規定で、株主の持株数にかかわらず、株主全員の配当を同額にできる。

【解答】
01. ○: 会社法104条(株主の責任)

02. ○

03. ○

04. ×: 共益権

05. ×: 共益権

06. ○: 会社法105条(株主の権利)2項

07. ○: 会社法105条(株主の権利)2項

08. ×: 会社法109条(株主の平等)1項
株式会社は、株主を、その有する株式の内容及び数に応じて、平等に取り扱わなければならない。

09. ○: 会社法109条(株主の平等)2項

10. ○: 会社法109条(株主の平等)2項

【参考】
株主 - Wikipedia