法務問題集

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職業安定局 > 派遣法 > 派遣労働者の保護等 ★

2021-04-05 00:00:00 | 厚労省
【問題】
01. 当事者の一方が相手方に労働者派遣をすることを約束する契約を、労働者派遣契約という。

02. 労働者派遣に係る労働に従事する派遣労働者は、派遣先と雇用契約を締結しなければならない。

03. 労働者派遣契約が締結されると、派遣元事業主と派遣労働者の間の雇用関係は消滅する。

04. 労働者派遣契約が締結されると、派遣先と派遣労働者の間に雇用契約が成立する。

05. 労働者派遣契約が締結されると、派遣先と派遣労働者の間に業務請負契約が成立する。

06. 派遣労働者の連絡先は、派遣元が派遣先に通知すべき事項に該当する。

07. 派遣先は、派遣労働者の派遣就業をする日が労働者派遣契約の約定に反しないよう適切な措置を講じなければならない。

08. 派遣先は、派遣労働者の派遣就業の開始や終了の時刻が労働者派遣契約の約定に反しないよう適切な措置を講じなければならない。

09. 派遣先は、派遣労働者の派遣就業の休憩時間が労働者派遣契約の約定に反しないよう適切な措置を講じなければならない。

10. 派遣先は、派遣先を離職した労働者を派遣労働者としてただちに受け入れできる。

【解答】
01. ○: 派遣法26条(契約の内容等)1項柱書括弧書

02. ×

03. ×

04. ×

05. ×

06. ×: 派遣法35条(派遣先への通知)1項

07. ○: 派遣法39条(労働者派遣契約に関する措置)

08. ○: 派遣法39条(労働者派遣契約に関する措置)

09. ○: 派遣法39条(労働者派遣契約に関する措置)

10. ×: 派遣法40条の9(離職した労働者についての労働者派遣の役務の提供の受入れの禁止)1項
派遣先は、労働者派遣の役務の提供を受けようとする場合において、当該労働者派遣に係る派遣労働者が当該派遣先を離職した者であるときは、当該離職の日から起算して1年を経過する日までの間は、当該派遣労働者に係る労働者派遣の役務の提供を受けてはならない

【参考】
労働者派遣事業 - Wikipedia