気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

教えていただいた湿し灰を

2015-08-06 15:33:07 | お稽古
桶にいっぱいになった灰があり、
いつか作らないとと思っていた矢先、湿し灰
先日教えていただくことができ、忘れないうちにと、
朝6時から、湿し灰(しめしばい)を作ることにしました。
日焼けと灰まみれになるので、服装には注意ですよ。

まずは、番茶をやかんと大鍋に沸かす間に、
灰を広げる準備を。
一番下に段ボール、バスタオルそして蓆(ムシロ)の順で。
あっ、忘れていました。蚊取り線香の準備です。
沸いた番茶を桶いっぱいに注ぎ入れ、かき混ぜます。
その時アクシデント!
よそ見していて、手袋の上から手に熱い番茶が、
応急手当てして、続けましたが、
お助けメンに、かき混ぜるお手伝いを御願い。
おかんむりで、”早く病院へ往きなさい”。
無視してアクやごみを取り除きましたが、
徐々に、痛くなり、皮膚科へ飛び込みました。
ところが、今日は内科の日で、先生もそういうことが
よくあるそうで、保険外の張薬で大丈夫ですよ。なお
明日、皮膚科の日ですので、診察を受けてくださいと。
帰宅し、再開です。
再度番茶を注ぎ入れ、アクやごみを取り除き、
沈殿した灰をムシロの上に広げ、

その上にまた番茶を注ぎました。

3時間ほどしますと、乾いてきます。
灰を手でよくもみほぐします。繰り返すのが重要ですね。

これから灰を篩に掛けます。

細かい篩で再度
右手に
できあがりです。
 
終わったのは夕方になり
疲れました・・・・。
手も痛いですが、心も痛いです。
でも良い灰が出来上がり、これからの
茶事やお稽古に使わせていただきます。