気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

お干菓子は、わり氷と関の戸にて

2015-08-19 09:07:40 | 主菓子とお干菓子
朝からの雨はやみましたが、雲が一面に、
雨も時おり降る予想。
立秋も過ぎ、ややだるい一日になりそうですが、
お盆をはさみ、久しぶりのお稽古。
まだまだ暑い日もありそうな天気予報が、
お干菓子は、三重亀山の深川屋の関の戸
金沢・村上製菓所のわり氷
 
主菓子は麩饅頭、笹で包まれております。
 
そして薄器は雪月花棗にて
最後の夏を楽しんでいただきましょう。
さあ、花器と炭等の準備をして、
お迎えすることに。

追記
*「関の戸」は通常、赤小豆のこし餡をぎゅうひ餅で包み、
 阿波特産の「和三盆」をまぶした、一口大の餅菓子で、
 鈴鹿山の姿にみたてておりますが、この緑色の関の戸は
 ミラノ万博出展作として、和三盆に欧米人に喜ばれる
 抹茶(伊勢茶:日本3位の生産量)を混ぜ込んでいます。
 私には、緑濃い、夏の鈴鹿山が目に浮かびますね。
*「わり氷」は淡く透きとおった色彩が繊細ですね。
 寒天の乾燥に六日間かける伝統製法だそうで、
 趣きあるかけらは、ひと粒ずつ、
 職人さんの手で割ってつくられており、
 そのためか、外はカリッと中はしっとりしています。