ミント(薄荷)の花が段々に咲いており、
葉の形が少し違うかなっとは思っておりましたが、
日本薄荷(和薄荷)というのだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/dd/5c5bb950922ffbef9ba889bf101530c6_s.jpg)
薄荷とお茶はすこし関連性があるらしく、
中国が原産だとする説によりますと、
僧・栄西さんが中国からお茶を持ち帰られておりますが、
同時に薄荷ももたらされ、茶は京の栂尾、
薄荷は山城の長池で栽培されたそうです。
また茶の異名として目覚まし草をつかいますが、
一条兼良の紀行文(1473年)の戯言に初めて登場しております。
「旅人に めざまし草を すゝめすは
野上の里に ひるねをやせん」
それまでは、万葉集によりますと
目を覚ませる品物(種)、変じて人を喜ばせる贈り物、
松や萩、後にはタバコ、
そして今はお茶に (茶道大辞典、淡交社)
なお和薄荷が自生植物とすると
正倉院文書(762年)の記述に「目草」(めぐさ)という
名前が薄荷としてあげられております。
貝原益軒「大和本草」には、
「生葉を刻み、膾に加え、又、煎茶、燗酒に和して飲む。
本草にも、茶に代えて飲むといえり。
痩弱の人久く食べからず。
猫くらえば酔う。
猫の酒なりと云う。
猫の咬みたるに汁をぬるべし、相制するなり。」
と薄荷の利用法が紹介されております。
話が少し脱線してしまいましたね。
葉の形が少し違うかなっとは思っておりましたが、
日本薄荷(和薄荷)というのだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/dd/5c5bb950922ffbef9ba889bf101530c6_s.jpg)
薄荷とお茶はすこし関連性があるらしく、
中国が原産だとする説によりますと、
僧・栄西さんが中国からお茶を持ち帰られておりますが、
同時に薄荷ももたらされ、茶は京の栂尾、
薄荷は山城の長池で栽培されたそうです。
また茶の異名として目覚まし草をつかいますが、
一条兼良の紀行文(1473年)の戯言に初めて登場しております。
「旅人に めざまし草を すゝめすは
野上の里に ひるねをやせん」
それまでは、万葉集によりますと
目を覚ませる品物(種)、変じて人を喜ばせる贈り物、
松や萩、後にはタバコ、
そして今はお茶に (茶道大辞典、淡交社)
なお和薄荷が自生植物とすると
正倉院文書(762年)の記述に「目草」(めぐさ)という
名前が薄荷としてあげられております。
貝原益軒「大和本草」には、
「生葉を刻み、膾に加え、又、煎茶、燗酒に和して飲む。
本草にも、茶に代えて飲むといえり。
痩弱の人久く食べからず。
猫くらえば酔う。
猫の酒なりと云う。
猫の咬みたるに汁をぬるべし、相制するなり。」
と薄荷の利用法が紹介されております。
話が少し脱線してしまいましたね。