

今日は夕方から戦没者慰霊と世界平和を祈る
高円山での大文字送り火が行われるので、
お墓参りの帰り道、急いでおりますと、
東坊城で偶然、五穀豊穣(雨乞いと虫送り)
と無病息災を願い
昼の火祭りとしてはめずらしい
”ほうらんや火祭り”に出会いました。



八幡神社の鳥居の前で、激しくゆすって気勢を上げ、
神社内へ入って行かれました。
これから、松明に火をつけ、
境内を担ぎまわるそうです。


帰ってから調べますと、400年続いており
各地区から、松明は全体で16基、
大きいものでは直径1.5m、高さ3m、重さ450kgを超え、
20~30人ぐらいの担ぎ手が必要でしょう。
よく見てみますと、結構お年を召した方も、
担いでおられます。
ここにも少子化の影響が・・・
茶道も同じでしょうが、文化や伝統を守ることは、
人並みならぬ、ご苦労があるのではないでしょうか。
明日は京都五山の送り火ですね。
雑記;
ほうらんやの由来変わった名前で、
由来ははっきりしないそうです。
①各地に伝わるヒフリ(火振り)という雨乞い神事の1つ
②虫送り行事(「ほうほう、ほうらやれ」という
虫送り行事の掛け声に似ているから)
③お盆行事の精霊火――など諸説あるそうです。