「舞昆」(まいこん)を頂きました。
お返しはゴーヤで、すみませんね。
パッケージは赤富士に
「無限だ 生命だ 力だ 富士は日の本一の山」と
私は、舞昆なるものは知らなく、調べてみて
塩昆布(しおこぶと呼びます)ではなく
「塩昆布風発酵食品」で
おいしいものをよく知っていらっしゃいますね。
この舞昆の原材料名ですが、
こんなにたくさん記載されているのも珍しく、
食物発酵物(ギャバや桑の実・・・
健康食品ブームでよくお目にかかりますね。
昆布はフコイダン、アルギン酸、ヨードでしたかを含み、
血圧等、・・・健康にいいんですよ。
そういえば先日訪れた沖縄、
沖縄料理に昆布がよく使われております。
長寿なのもよく理解できます。
忘れるところでした。
初釜や祝いの茶会などで、「よろこぶ」の意味を掛けて
昆布茶(または白湯)が振る舞われるますね。
昆布は当時中国では産しないため、貴重な貢物として
唐書に「俗ニ貴ズ所ハ東海ノ海帯(昆布)」とあり、
留学僧が中国での昆布の薬効、ダシの効用を持ち帰り、
宮廷で、ダシは鰹節だったのが、
精進料理では、昆布になりました。
また留学僧は、喫茶の習慣も伝えてきましたね。
お茶を嗜むと同時に「点心」のおかず「茶の子」があり、
その「茶の子」として昆布を用いました。
この「喫茶」が『茶道』の基となり、
昆布も茶席の菓子へと変化し発展し続けております。