気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

紐遊びと蝉

2017-07-16 15:20:01 | 日記
今日も朝から暑く、梅雨明けも近いのでしょうか。
豪雨での被災地ではまだ行方不明者の捜索中で、
降水量が多いと思いきや、四国や多摩川流域では
ダムの貯水量が少なく取水制限がなされているとのこと
ままなりませんが、地球温暖化が原因なのでしょう。

昨日は奈良まで自分の稽古にお伺いし、名水立てをさせて
頂くことが出来ました。名水立てに必要な男結び、
そして仕覆の紐遊びも教えて頂けました。
でも用事のためお昼までで残念!

今日・明日と滑川の花火に誘われて富山へ帰郷の予定が、
用事とぶつかり断念。
頂いた時間、忘れないうちに紐遊びの練習をと。
最初に長緒は休み緒がありませんからと、
教えて頂いた閂と桔梗を。
閂と桔梗
そして蜻蛉を
蜻蛉
蜻蛉があるのなら、蝉は?
「茶の結び緒」淡交社編集局p11の紐遊びに写真付きで、
菊、桔梗、梅、桜、とんぼ(蜻蛉)と記載が、でも蝉はなく、
検索で見つけた写真のように挑戦しますが・・・、
紐が短いのか、うまくいきません。
こんな成書が紹介されておりました。
・花結びと袋物(田中年子著)NHKおしゃれ工房
・花結び~美しい紐遊び~(永井百合子著)淡交社
買わずに図書館にでも探しに行くことにしましょう。
節約節約、節約節約・・・・・

蝉と言えば、先日梅雨の晴れ間散歩中、遊歩道で
アブラゼミの羽が一枚だけ、ぽつんと
鳥に狙われたのでしょう。

ふと並木のメタセコイアの木に目をやると、蝉の抜け殻が、
地上1mほどの葉に計ったかのようにくっついておりました。
一途なる高さも半端蝉の殻
           湯川雅
 
梅雨明けも近いのかな・・・と思っていると
数日前から、朝早くセミの鳴き声が耳に響くようになり、
今朝早くにはサンルームの網戸にくっついたアブラゼミが、
抜け殻がないので、お休みの途中なのでしょう。
8時過ぎには・・・旅立ちを
今日は盆の送り火、仏壇に蝋燭と線香を差し上げましょう。
送り火や今に我等もあの通り
           小林 一茶 
 
このアブラゼミは土の中で6年から7年の間に4回脱皮し、
地上で最後の脱皮5回目をして、羽化して成虫になりますが、
寿命は2~3週間なんですね。