バス通りの植栽に蔓が延び、小さなラッパ状の花をつけて
咲いておりました。
『名をへくそかずらとぞいふ花盛り』
高濱虚子
『へクソカズラ・屁糞蔓』で、そのままでは臭いは???
「くだらぬ 物思ひをば やめにせむ
何か匂ふは 屁葛か」若山牧水
茎や葉を揉むと匂いが増し、花の後の生の実も凄い匂いと。
でも乾燥させると不思議と臭いはせず、昔は民間薬として
あかぎれや霜焼けにも使われたそうです。
赤紫色の可愛らしい小花、田植えの頃に咲き、形からも
別名「早乙女花」、または「灸(やいと)花」と。
蔓の先だけを家に持ち帰り、玄関に飾ってみました。
なかなか清楚な感じで
万葉集では ただ一首、宴で物の名前を詠みこむ遊びの中で、
屎蘰(くそかずら)として登場します。巻16-3855 高宮王
「菎莢(ざふけふ)に 延(は)ひおほとれる 屎葛(くそかづら)
絶ゆることなく 宮仕へせむ」
この歌は「菎莢」を朝廷、「屎葛」を自分に喩えられており
「どんなことがあっても役所を辞めないでしがみ付きたい」
どこかの前次官さんも、その時は使ったセリフかも?
それとも、支持率の下がられたお方かも・・・・・
国民からきつーいお灸(やいと)を据えられて、
次の一手は、さあ、どうする、どうされる。
咲いておりました。
『名をへくそかずらとぞいふ花盛り』
高濱虚子
『へクソカズラ・屁糞蔓』で、そのままでは臭いは???
「くだらぬ 物思ひをば やめにせむ
何か匂ふは 屁葛か」若山牧水
茎や葉を揉むと匂いが増し、花の後の生の実も凄い匂いと。
でも乾燥させると不思議と臭いはせず、昔は民間薬として
あかぎれや霜焼けにも使われたそうです。
赤紫色の可愛らしい小花、田植えの頃に咲き、形からも
別名「早乙女花」、または「灸(やいと)花」と。
蔓の先だけを家に持ち帰り、玄関に飾ってみました。
なかなか清楚な感じで
万葉集では ただ一首、宴で物の名前を詠みこむ遊びの中で、
屎蘰(くそかずら)として登場します。巻16-3855 高宮王
「菎莢(ざふけふ)に 延(は)ひおほとれる 屎葛(くそかづら)
絶ゆることなく 宮仕へせむ」
この歌は「菎莢」を朝廷、「屎葛」を自分に喩えられており
「どんなことがあっても役所を辞めないでしがみ付きたい」
どこかの前次官さんも、その時は使ったセリフかも?
それとも、支持率の下がられたお方かも・・・・・
国民からきつーいお灸(やいと)を据えられて、
次の一手は、さあ、どうする、どうされる。