気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

「滴り(したたり)」で名水点を

2017-07-31 14:56:38 | 主菓子とお干菓子
奈良の最低気温は26.5℃と熱帯夜になり、
寝苦しい夜で、朝からも日差しはギラギラと、
梅の土用干しには良い日、早速ひとつずつ汁をとり
縁側に並べます。
『走り出せ雲見送りて梅を干す』
            愚句

さあ次は朝から自宅稽古に来られますので、準備を
でも汗がしたたり落ちてきます。ふと見た
デジタルカレンダーの室温表示は、9時で29.5℃と、
暑いはずです!がんばらなければね。
竹花入れに、木槿、黒花蠟梅と藪茗荷を飾り
 
今日も名水点に。

うれしいことに稽古場に入られて、幣の下がった
注連縄が張られた釣瓶水指と濃茶入れでお判りでした。
菓子は水牡丹なのですが、「滴り」と名付けており、

したたり」は京都祇園祭の菊水鉾さんで出される菓子
その祇園さんも今日31日の「疫神社夏越祭」で終わりに。

後片付けに、釜の底の汚れに気が付きました。
炭を使うからなんですね。棕櫚のたわしできれいに、
これからも使わせていただきますよ。