気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

頂いた釣舟に「てっせん」で

2017-07-24 17:16:13 | お稽古
今日は24日地蔵盆ですが、相方の生まれ故郷、
明日香村下平田では昨日23日だったはず、とぶつぶつと
降水確率は30%と梅雨前線が南下してくるのでしょうか?
九州北部で悪さをした梅雨前線が東北まで上がり、
秋田の雄物川系にも水害被害をもたらし、今朝からは
南下で新潟県にも避難指示が・・・。もうこりごり。
週末までにはこの梅雨前線はなくなるとの予報もあり、
取水制限の出ている地域にこそ、雨が望まれますね。

今日は、春に東京に居を移された先生との昼食会で、
西ノ京にある蕎麦屋『よしむら』十割蕎麦を、
その後は秋篠の喫茶店にて話に花を咲かせましょうと
いう予定が、昨晩になり急に
自宅にお招きして一服をという次第に・・・
さあどうしましょう。
立礼にてお茶を差し上げることに
朝から点茶番の用意を
 
床の軸は「渓雲」東大寺元管長 清水公照筆
香合は「なすび」、そして
 
花入れは頂いた釣舟(根付)に、午後ですから入り船にして
二度咲きの「てっせん」と藪茗荷を。
清らかな紫色が・・・
釣舟に気が付いてくださいますでしょうか?

この鉄線花、ただ一輪のみイチイの木に寄り添うように、
梅雨明けに咲きだし、来訪を祝うが如きになりました。
先生は、実はこの15日から奈良におられたと聞き及び、
釣舟に梅雨明け祝う鉄線花
            愚句


一番暑い時間に来られ、直ぐに昨日の名水「天之真名井」を
差し上げ、願い事をしていただけましたか?。

そしてお薄にと。
再会に感謝で、お元気なご様子に感激。