ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2012-1 小さな労働者 どくどく会(音読会)にて

2012年04月09日 | 日記
 4月7日(土)入学式
昨年は3.11、以降の2度目の大規模停電の中の入学式。
体育館は電気がつかず、暖房のない寒い中の入学式
それに比べて、今回は通常の入学式が実施され無事終えた。

新年度なのでタイトル1からスタート

4月8日の定例の音読会
教材はラッセル・フリードマン著 千葉茂樹訳の
『小さな労働者』東京書籍中2から
アメリカの写真家ルイス・ハインの生涯と業績が書かれた説明文。
フォト・ストーリという写真と注釈の方法で
20世紀初めのアメリカの子ども達の労働実態を暴き世論に訴えた作品である。

かねてから読みたい教材内容であった。
助言者の前田氏からは
主張のあるものは部分読みより全体を通して読むほうがよい
とのことで一人ひとり10分よみ進めた。

いつもながら指摘されていること。
どこを強調すればいいのか
さらっとよむのと強調部分とのめりはり、緩急をつける。
アクセント。特に外国の作品の難しさ、地名など。平板読みが無難。
間のつけかた。
1文でなく段落での1まとまりで。
読みの高低を逆にしない。
キーワードを高く、他を低くすると主張がはっきりしてくる等。

それにしてもあのアメリカでさえ100年前。
過酷な労働状態におかれていたのであった。
日本の女工哀史(1925、出版)と時代は交錯される。



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