よく米が高くなったと言われるが、これは30年前に戻ったに過ぎない。
それでは、この30年間何がおこっていたのだろう。
遡ってみると食糧管理法(食管法)が1942年から1,995年まで続いており
政府が買い入れ売り渡し価格を決めていた。
1995年11月に食糧管理法が廃止され新たに食糧法が施行。今年で30年。
米の流通は自由になり、スーパーの店頭で売られるようになる。
2004年には食糧法改正。自由化に拍車がかかる。
ここで価格競争が起こる。
生産者にとって長期的に生産コストを賄えない米価水準が続いていく。
2014年には60キロが半値の1万2000円を割り込む。(1993年2万4000円)
大規模農家ほど赤字経営に陥る。
この厳しい状況で生産量は1198万トンから717万トンへ減少。
1960年には1000万人いた農家の数が離農し2000年には240万人。
そして2020年には半分の136万人。平均従事者は70歳前後。
今後の高齢者の面から農水省では2040年には30万人に減少すると予想している。
農業は正に危機的状況なのだ。
それでは、この30年間何がおこっていたのだろう。
遡ってみると食糧管理法(食管法)が1942年から1,995年まで続いており
政府が買い入れ売り渡し価格を決めていた。
1995年11月に食糧管理法が廃止され新たに食糧法が施行。今年で30年。
米の流通は自由になり、スーパーの店頭で売られるようになる。
2004年には食糧法改正。自由化に拍車がかかる。
ここで価格競争が起こる。
生産者にとって長期的に生産コストを賄えない米価水準が続いていく。
2014年には60キロが半値の1万2000円を割り込む。(1993年2万4000円)
大規模農家ほど赤字経営に陥る。
この厳しい状況で生産量は1198万トンから717万トンへ減少。
1960年には1000万人いた農家の数が離農し2000年には240万人。
そして2020年には半分の136万人。平均従事者は70歳前後。
今後の高齢者の面から農水省では2040年には30万人に減少すると予想している。
農業は正に危機的状況なのだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます