ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2016-306 認知症、家族の賠償責任なしの判決について

2016年03月01日 | 日記
介護の学習130時間中ようやく100時間終了。
認知症についても学習していただけに
今回の判決は一層注目していた。

さて今日は認知症を介護する家族の賠償責任について
画期的判決が出た。 もし逆だったら大きな影響が出たものと想像する。
というのは
 認知症は85歳以上の認知症発生率は27%と病気の中でも高い確率である。
そして認知3大認知症はアルツハイマー、が6割で女性に多く
脳こうそくでの血管性認知症が3割でこれは比較的男性が多い。
そしてレビー型認知症で複合的であり、これらを合わせて9割と言われている。

この原因は脳の萎縮であるが
その他に接し方によって行動・心理症状(BPSD)の徘徊、躁うつ病などが表れるという。
これらは
対応の仕方を誤ると2倍のスピードで悪化症状が表れるといわれている。

尊厳をもって丁寧に対応すればゆっくり進行するものが誤れば症状が早く出るというのだ。

もし仮に責任が介護側にあるという判決だったら、
認知症になった人を閉じ込めて自由にさせない等といった方法を
介護する側がとる可能性も否定できない。

そうすれば・・
認知症をさらに悪化させる対応をとってしまう結果になったかもしれないのだ。

良かったと思う反面
このような事が起こった際の社会的な賠償の救済制度を早急に設立する対応が必要であると
いう思いにかられたものである。



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1 コメント

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busho okasii (okasi)
2016-03-11 22:24:15
kono bunnsho okasi
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