草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

国家解体の急先鋒辻本清美の落ち着く先は民主党

2011年09月07日 | 思想家

 どうでもいいのが民主党である。人を選ばすであるから、革マルからフロント、さらには、わけのわからない市民主義者までいる。今度は元社民党の辻本清美が入党するとか。辻本ごときにいちいち目くじらを立てるのも大人気ないが、腹が立つのは、放射性物質で汚染された福島の地には、たくさんの子供たちが放置されているのに、民主党政権を一言も批判しないことだ。また、スピーディが公表されなかったことも重大な犯罪である。にもかかわらず、辻本は口を拭ったままである。自分が有名になれば、それだけでいいのだろうか。革命家を気取ったのは、あくまでもポーズであったのだろう。だからこそ、ジャーナリズムに媚びることを第一とするのであり、高橋和己の「これも拒絶し、あれも拒絶し、そのあげくのはてに徒手空拳、孤立無援の自己自身が残るだけにせよ、私は孤立無援の立場を固執する」(「孤立無援の思想」)という主張とは、あまりにも違う。今の民主党は寄せ集めの集団で、方向性はまったく示されていない。臆面もなくそんな民主党に入るというのは、最初から頭のなかが空っぽだからだろう。サヨクぶった連中が権力を握ると、平気で極悪非道をやらかし、国家解体の急先鋒となる。その先頭に立ちたいという辻本は、まさしく国民の敵そのものではないか。

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中途半端な除染よりも期間を限った集団移住を!

2011年09月07日 | 災害

 野田新政権もマスコミも、福島第一原発事故は収束したかのような扱いである。もっとも許せないのは、放射性物質による汚染が深刻な地域に、人々を戻そうとしていることだ。しかし、多くの専門家が指摘しているように、本格的な除染を行うには、10兆円が必要になるとの試算もある。除染費を含めた損害賠償額は数百兆円に達すると見られ、どこまでできるか疑問符が付いている。福島県の浜通りや中通りのかなりの地域が、今後20年以上にわたって、生活できない場所になってしまったのである。菅直人前首相がそうであったように、野田佳彦新首相も、国民に本当のことを語ろうとしないのは、自分たちが批判されるのが恐いからだろう。最近の原発事故の対応でも、大変な事態であることは一言も語られず、あたかも除染によって、全てが解決するかのような幻想を振り撒いている。昨日も福島のローカルテレビで、お年寄りが必死に土を取り除いたりしている様子が紹介された。あくまでも蟷螂の斧に過ぎないのに、避難して行った子どもや孫と一緒に暮らしたいために、率先して労力奉仕をしているのである。実際には除染終了まで数十年かかるとみられており、汚染土壌の処分先も決まっていない。そんな付け焼刃はもはや通用しないのだから、集団移住を今こそ検討すべきだろう。

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