草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

会津喜多方のしだれ桜 5首

2014年04月30日 | 短歌
昨日今日散りゆく桜こぼれたる風舞いければ天上にまで

喜多方のまたくる春を期待せん葉桜なりし夕暮れかなし

かのときの花なりし君再会は来世のことと桜吹雪は

残されし命の果ての花なれば夢の一つも見るを許せよ

めぐり来て今ある人が花なるとドイツ浪漫派ノヴァーリスは
 

 

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アメリカが日本重視に転換したのは天皇陛下や神々のおかげだ!

2014年04月30日 | 歴史

 今回の来日でオバマ大統領は明治神宮に参拝をした。また、国賓待遇であったために、天皇陛下との会見も行なわれた。日本が窮地に陥っていたときに、最終的に日本を救うのは、連綿として続いている日本人の信仰心であり、日本の皇室なのである。それは世界に例を見ない独得のものである。ケネディ大使も伊勢神宮に参拝しており、今生きている日本人だけでなく、すでにこの世を去って神となった遠つ祖までもが、日本の危機に立ち上がって、言葉にならぬ言葉で語りかけたのだと思う。天皇陛下におかれては、直接的には政治的なことは御口にされなくても、存在それ自体によって、オバマ大統領の心を動かしたのではないだろうか。どんな人間であろうとも、ある種の神秘性に魅了されるのだ。人類はとんでもなく進歩したが、どこかにミステリアスな部分を残している。それを現在も受け継いでいる国家は、世界中に数えるほどしかない。それがバックボーンともなり、いかなることがあっても人々は動揺せずに、その運命を甘受するのだ。日本の政治や経済は試行錯誤の繰り返しでしかなく、国民からそっぽを向かれることもある。それでもまとまっていられるのは、それとは別な絶対的権威が国民を統合しているからだ。私たち日本人は、自分たちの国柄に誇りを持つべきだ。困ったときには天皇陛下や日本の神々が御出ましになられるのである。平和な時代にはそれは気がつかなくても、危機的な状況になれば、大きな力を発揮するのだ。日本を日本たらしめている力のすごさを、私たち日本国民は再認識すべきだろう。

 

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安倍外交を高く評価した日本国民のコモンセンス!

2014年04月29日 | 政局

 日本の国民はマスコミよりまともなのである。産経とFNNの合同調査による緊急世論調査の結果は、賢明そのものである。マスコミはこぞってTPPを支持したが、ここにきて急にマイナス面を取り上げ出した。インテリでもない国民の方は、最初からアメリカに押し切られることを警戒していた。大筋合意に至らなかったことについては、大方の国民は歓迎している。さらに一歩進めて「妥協するくらいなら合意すべきではない」との回答が53・9%に達した。また、日米首脳会談でオバマ大統領が「尖閣諸島に安保条約を適用させる」と述べたことに関しては、「評価する」とした人が85・6%に上った。国民の多くはホッと胸をなでおろしたのである。戦争の危機が迫っていることを肌身に感じていたのは国民であった。安倍政権は最善を尽くしており、漁民を装った工作員の侵入を防ぐ法整備にも着手する。それと呼応するような動きはアメリカにも出てきている。米下院のマッキーオン軍事委員長は昨日、中共を念頭に置いた「アジア太平洋地域重点法案」をまとめた。近く提案する運びになっており、アメリカの安全保障政策も大きな転換期を迎えたのである。中共の帝国主義的な挑発や北朝鮮の核の脅威に対して、同盟国を防衛するために、アメリカが本格的に乗り出そうというのだ。中共の軍事的な脅威を問題視すれば、それだけで「右翼」とかのレッテル貼りが行われた。しかし、コモンセンスの持ち主である国民は、自民党に政権を奪還させ、安倍内閣を誕生させたのだ。国民を侮るなかれなのである。

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「昭和の日」を祝して 5首

2014年04月29日 | 短歌

父母も今の我より若くして幼き我の手引きし昭和

奏でしは「海行かば」なり特攻の体当たりせし記録映画よ

一億が火の玉となり戦争と復興にわきし昭和の御世は

「昭和の日」天皇陛下万歳と空の青さは真実なりし

民族のやむにやまれぬ歴史なりあまたの人の犠牲の上に

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終戦の御製に昭和天皇の御遺徳を偲ぶ!

2014年04月28日 | 歴史

 明日は「昭和の日」である。昭和の御代には「天皇誕生日」として祝われた。昭和天皇が崩御されたことを受けて、一時は「みどりの日」と命名されていたが、平成19年からは「昭和の日」として祝日になった。昭和は国の年号としても最長を記録しただけでなく、欧米列強を敵にして戦争した激動の時代であった。昭和天皇は87年の生涯で、公にされただけで869首の御歌を御残しになられた。とくに注目されるべきは、昭和3年から昭和16年の米英との開戦の日まで、陛下が御作りになられた歌は、一貫して平和を念じてのものであったことだ。戦争を待望されておられたわけではなかった。それがストレートに表現されたのが、終戦のときの4首の御製であった。「爆撃にたふれゆく民の上をおもひいくさとめけり身はいかならむとも」「身はいかになるともいくさとどめけりただたふれゆく民をおもひて」「国柄をただ守らんといばら道すすむゆくともいくさとめけり」「外国と離れ小島にのこる民のうへやすかれとただ祈るなり」。陛下の御心に導かれて、日本人は銃を捨てたのだ。四面楚歌になっていた我国は、決死の思いで大東亜戦争に突入した。一億火の玉となったのである。しかし、国民の窮状を目の当たりにされた陛下は「身はいかなるとも」と御聖談を下されたのである。さらに、その後陛下は戦後復興のために全国を御歩きになられ「戦のわざはひうけし国民をおもふ心いでたちて来ぬ」と御励ましになられたのであり、「昭和の日」とは昭和天皇の遺徳を偲ぶ日なのである。

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「反鎖国状態」から日本が脱するには自分の国は自分で護ることだ!

2014年04月28日 | 安全保障

 朝日新聞などは赤塚富士夫の漫画が使われている憲法の本まで持ち出して、お花畑の維持に必死になっている。そこまで頑固だと手の施しがない重病である。江藤淳がすごかったのは、昭和44年の段階で、平成の世の日本を予言していたことだ。宮沢喜一との対談「その次にくるもの」のなかで、日本は昭和20年8月15日の敗戦から「反鎖国状態に入っている」と指摘。そこで江藤は「ミズリー号が第二の黒船だとしても、ペリーの黒船とちがうところは、攻めて来たとたんにこちらを守りだしたということだと思います。アメリカの武力に守られている以上は、日本人は完全に国際的になりえないと少なくとも思っているわけですよね。アメリカの安全保障上の助力というものが全くなくなって世間の冷たい雨風にさらされてしまえば、私は突然わかるかもしれないと思うんです」と語った。そして、変化が顕在化する一つの目安して昭和50年頃を想定した。昭和50年頃を境にして、日本の自主防衛の声が高まってきた。そして、平成18年の北朝鮮による核実験、さらには、尖閣諸島をめぐって、中共が領有権を主張し出したのは昭和45年頃からである。それが一時的に棚上げされたこともあったが、ここにきて中共は軍事力で奪い取ろうとしている。「世間の冷たい雨風」にさらされる事態になって、日本人はようやく目覚めたのである。アメリカとの関係においても、一体ではなく隙間風があるというのも。国を守る気概を持てば、国際社会もそれなりに遇してくれるのであり、いよいよ日本人に決断のときが迫っているのである。

 

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白虎隊自刃の飯盛山は桜吹雪 5首

2014年04月27日 | 短歌

惜しまれし花の山たる飯盛は弁天山の別名ありし

遊女なる刃傷沙汰の逸話ある桜の古木花びら散らす

茶店あり人集まりし行楽地今はかなしき墳墓の地なり

少年の死の痛ましさありありと目に浮かびしは飯盛山かな

報国の思いむなしく破れしも会津の誉れ後の世までも

 

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毎日新聞が香港の「天安門記念館」のオープンを記事に!

2014年04月27日 | マスコミ評

 毎日新聞がネットに「香港に天安門記念館」というニュースを載せている。毎日新聞は昔は保守派の色彩が濃かった。日中国交回復に関しても、コラムなどでは時勢に便乗しなかった。それがいつの間にやら、特定アジアの新聞になり下がり、朝日新聞の後塵を拝するようになってしまった。中共における民主活動家に関する話題が取り上げられたりすると、少しはほっとする。この6月で天安門事件から25年目を迎えることもあり、民間の常設館「六四記念館」が26日、香港にオープンした。民主派団体が市民から資金を募って、繁華街の雑居ビルの一角を購入したのだった。当時、天安門前に設置されていた「自由の女神」の複製も展示されている。これに対して中共当局は、早速嫌がらせをしている。米国在住の民主活動家楊建利氏が記念館訪問のために香港入りしよとうしたが、入国を拒否された。香港は表向きは「一国二制度」のなかで言論は保障されているが、日増しに中共の影響力が増し、自由に物も言えなくなりつつある。このオープンをめぐっても、中共当局の手先になっている者たちのデモが行われ、警官が出動した。共同通信やNHKも伝えているニュースではあっても、毎日新聞が記事にした意味は大きい。各マスコミにおいても、日本派が主導権を握って、真実を報道することが求められている。まだまだ日本では特定アジアに気兼ねした言論がまかり通っている。中共や韓国に物が言えないようでは、マスコミの使命は放棄したと同じだ。それを打破するには個々の記者の良心に訴えるしかない。マスコミの時代は終わりつつあるとはいえ、ジャーナリストの果たすべき役割は大きいからだ。

 

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安全保障のためにTPPが犠牲になったとぶちあげたTBSを嗤う!

2014年04月26日 | マスコミ評

 TBSの夕方のニュースを見てビックリした。何を伝えたいかまったく分からなかった。そこで報道していたのは、TPPで日米の合意が出来たという内容だ。しかし、その言葉使いが問題だ。「TPP日米交渉事実上合意」の見出しであり、決着したとは言ってはいない。わざわざ「懸案項目全てで着地点」とも断っている。日米合意を前提にして取材していたために、あえて混乱させるような表現になったのだろう。TBSの意図は明確である。TPPは日本の安全保障のために犠牲になった。そうしたストーリーを思い描いていたのだ。誰が喜ぶかは明らかである。特定アジアの国である。現実はその通りには進まなかった。嗤ってしまうのは豚肉である。日本の農家が致命的な打撃を受けると報道しながら、関税がどうなったかについては「双方が提示する条件の中間点でまとまった模様です」としか述べていない。さらに、そのニュースでは「コメ、麦、乳製品については、特例の措置などをとって関税を維持するほか、牛肉は大幅な関税の引き下げで一致しました」と伝えている。誰もが予測できる範囲ではないか。安全保障でアメリカに助けてもらうために、その条件としてのむのであれば、関税ゼロといった事態もありえたはずだ。TPPがもめたからこそ、共同声明も遅れたのではなかったか。安倍首相が頑張ったと認めたくはないのだ。アメリカに押し切られたとの印象を国民に持たせたいがための、一種の策略なのである。安倍首相には是々非々で臨むべきであるのに、決めつけてかかるから意味不明のニュースになるのである。

 

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予想通り「従軍慰安婦問題」で韓国に擦り寄ったオバマ大統領を嗤う!

2014年04月26日 | 国際問題

 韓国でのオバマ大統領の発言は常軌を逸しているが、これが現在のアメリカなのである。それでも日米首脳会談によって、日本は尖閣諸島をめぐる弱腰のアメリカを、ようやく味方に引き入れたわけで、よくぞ安倍総理はやったと思う。その一方で、オバマ大統領は昨日、いわゆる「従軍慰安婦問題」に関して韓国の朴槿恵との共同会見で「甚だしい人権侵害だ。戦争中の出来事とはいえ、衝撃を受けた」と述べた。事実をまったく無視した、あくまでも韓国側に理解を示したものだ。11月の中間選挙を意識した、韓国系アメリカ人へのリップサービスだろう。オバマ大統領が政治的に迷走しており、麻生副総理が述べているように、すでに国内をまとめる力を失っている。それでも、安全保障上の問題に関しては、アメリカの国防省と日本と危機感を共有しており、厳しい対中共戦略を選択させたのだ。TPPがまとまらなかったのを、日本のせいにする見方があるが、アメリカ自身が方針を決めかねているのが原因だ。オバマ大統領のこの発言は、ある意味では日本国民と日系アメリカ人への裏切りである。しかし、そのオバマ大統領ですら「安倍首相と日本国民も過去について、より公正に理解しなければならないと認識しているだろう」と語らざるを得なかったのだ。日韓関係は最悪の事態になっている。そこに割って入って仲裁をするのではなく、韓国側の肩をもって日本の悪口を言う。これでは日本国民や日系アメリカ人が怒って当然である。韓国はとっくの昔に反米になっている。それを知ってか知らずか、中間選挙を意識しているとしても、あまりにもオバマ大統領は軽率である。

 

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