民主党は劣化が進んでおり、政権を目指すことをあきらめて、すでに野党モードに入っている。安倍晋三総裁が大胆や金融緩和策を訴えると、対案を示すわけでもなく、揚げ足取りをするだけである。国防軍についても、安倍総裁が言っているのは、現実に存在する自衛隊は、世界から軍隊としてみられており、そこから目をそむけるべきではない、というだけである。野田首相は、あくまでも安倍総裁を「軍国主義者」に仕立て上げたいのだろう。それはまさしく、中共に塩を送るのと大差がない。自分の国を守る人間たちに尊敬の念を抱かない人間だから、あえてそこまでできるのだろう。中共は尖閣諸島を侵略しようと、虎視眈々と狙っている。北朝鮮にいたっては、日本に向けてミサイルを発射しようとしている。危機的な状況であるのに、野田首相は、中共よりも日本の方が危険な国家だと思っているのだろう。中共が攻めてくる前に、きちんとした意思表示を日本はすべきなのだ。国家として身構えずに、お花畑の気分でいると、簡単に領土は奪われてしまうのである。国を売る者たちを許しておけば、日本は取り返しがつかなくなる。安倍総裁は連立政権の相手として、民主党をはずして考えていることを明らかにした。サヨクの労働組合を支持母体にし、彼らを無視できない政党では、国民全体の幸福とは無縁なのである。その決断をした安倍総裁を、私は高く評価する。連合に加盟している労働者は、それこそ既得権益の恩恵に浴している連中が大半だ。戦後レジームを解体するには、敵と味方との区別が一番重要なのである。
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