草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

麻生元総理が決断すれば高市早苗総理総裁が誕生する

2024年06月28日 | ネット
 昨日のユーチューブ「長谷川幸洋と高橋洋一のNEWSチャンネル」で高橋洋一氏が、自民党総裁選をめぐって、あえて妄想だと断りながらも、麻生太郎元総理と菅義偉前総理の対決の構図のなかでは、麻生元総理の大宏池会で結束した勢力が、高市早苗さんを押し立てる可能性に触れていた。それしか高市さんを総理総裁にすることは難しいわけだから、麻生元総理の力を借りるしかないのである。
 麻生元総理は安倍晋三元総理の盟友でもあった。安倍政治を受け継ぐ高市さんを応援しても不思議ではないのである。しかも、東アジアがきな臭くなっているなかにあっては、国家として身構えることを説く、保守派の高市さんしかいない。麻生元総理もこのことは熟知しているはずだ。
 政治はきれいごとではない。権謀術策が付きものである。敵の敵は味方になるわけで、麻生元首相にはキングメーカーになってもらうしかない。大宏池会としてウイングを右に広げることで、将来の展望も見えてくるのである。
 とくに対中政策に関しては、ハト派の流れを汲む派閥では対応が難しい。中国に言いたいことを言うには、ある種の緊張感が必要であり、それなりの覚悟が求められる。大宏池会からの総理総裁はその次を狙えばいいのである。
 自民党はLGBT法の推進で保守派の一部が離れた。選挙にはかなり響くとみられている。自民党が総選挙で大敗するのは、保守票が逃げてしまう場合である。保守層をまとめきれれば何とか過半数には届くのである。保守派の高市さんへの出番が回ってきたのだ
 高市さんに期待したいのは、安倍元総理のように、外交安全保障では保守派の政策、経済政策では財務省よりではなく、左派の政策である金融緩和と積極財政の推進である。高市さんは財務省に近い麻生元総理を説得しなければならないが、安倍元総理にできたことが、高市さんにできないわけはない。全ては麻生元総理の決断次第なのであり、歴史に麻生太郎の名を留めるべきなのである。
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ビジネス保守に振り回されてはならない!

2024年05月12日 | ネット
 日本保守党の共同代表の河村名古屋市長が、こともあろうに静岡県知事選挙で、立憲民主党が推薦する候補者のマイクを握ったかと思うと、今度はチャンエル桜がれいわ新選組と組むのだとか。何がどうなっているのか、サッパリ分からない。しかし、よくよく考えてみると、それぞれがビジネスで動きている気がしてならない。だからこそ、何でもありなのだろう。
 商売のためには手段を選ばないのである。戦後の教育を受けた世代は、右も左も信念なと最初からないのだろう。そもそも在野にあって、野で慟哭する者たちは、いつの時代も金とは無縁である。貧乏に打ちひしがれながら、国家国民のことを思い、いつでも身を捨てる覚悟を持っているからこそ、憂国の志士なのである。口舌の徒でそれで稼いでいる人間たちは、あくまでも口先だけなのである。
 時代に便乗して保守派のユーチューバーとして登場した者たちの多くは、ここにきて化けの皮がはがれつつある。裏切られたと怒っても始まらない。人を見る目がなかったことを、恥じるしかないのである。
 ユーチューバーの言説は参考にすればいいのである。犬笛に踊らされてはならないし、岸田首相に尻尾を振るのも御免こうむる。これまで通りに一人一党でいくしかないのだろう。それにしても驚き桃の木山椒の木である。
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ネットの言論で影響力を行使するのは保守系「智民」だ!

2024年04月12日 | ネット
 いくら保守が時流ではあっても、本物であるかどうかが試される時代が到来したのである。それでいいのだと思う。過激な言論を競い合う時代は終わったのであり、お互いの立場を認めながら、冷静に議論をすべきときなのである。
 もはや左翼全盛時代とは違いのであり、戦後左翼のいい加減さを批判しても、それは当たり前のこととなっている。どれだけ建設的な政策の提案ができるかなのである。
 朝8は日本保守党を立ち上げたが、外交安全保障で政府を追及しているわけではなく、クリーンな政治を口にしている。核武装を主張しないのは、世論の動向が気になるのだろう。本来であれば、そこでガチンコ勝負をすべきだったのではないだろうか。特定左翼と変わらない政府批判では、逆に欲求不満が募ってしまう。
 虎の門ニュースや日本ジャーナルというのは、保守系の情報番組を目指しているのだろうか。特定の主張というよりは、保守系の識者に、それぞれの見方を語ってもらうのである。政治がエンタメになることを避け、朝8とは一線を画したいのだろう。活動家として権力闘争の渦中に巻き込まれれば、プロパガンダに掲げざるを得なくなる。それでは特定の人しか付いてこないからだ。
 昔のTBSの「時事放談」ではないが、あのような番組があればよいと思う。細川隆元や小汀利得、藤原弘達という人たちには、政治を一刀両断できる教養と見識があった。保守派が知りたい情報だけをニュース形式に流し、コメントを控えるというのも面白い。世に出回る情報を限られており、それ以外にも知っておくべきものがたくさんあるのではないか。ネットの進化は予想が付かないが、保守系「智民」の登場が今こそ待望される時代はないわけだから。。
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添田市議による百田氏のDM公開はネットリンチが酷いからだ

2024年04月05日 | ネット
 添田泉南市議へ日本保守党共同代表の百田尚樹氏が行ったことは、明らかに問題があり、早めに謝罪して、ネットリンチをやめさせる措置を講じるべきであった。
 添田氏は「もう疲れました。百田さんの支持者からの誹謗中傷、屈辱、デマは人を死に追いやります。私は眠れない日々が続き、自殺も何度も頭をよぎりました。結局は、百田さんの吊し上げから始まったネットリンチを止めてくれないのですね」とまでXしているのだ。
 とくに看過できないのは、一部の日本保守党支持者が、百田氏のXなどを信用して、添田市議を罵倒し続けたことだ。あまりにも異常な事態に耐えきれずに、今回のDMの公開に踏み切ったのだろう。
 日本保守党の誕生は、岩盤保守にとって、一時は期待の星であった。しかし、万世一系についての見方や、LGBT法に賛成する減税日本との急接近、核についての政策を前面に掲げないことで、失望へと変わりつつある。
 そこに暇空茜氏と高学歴大金持ちの井川意高氏とのネットバトル、さらに、百田氏による女性を見下したような行為である。日本保守党の支持者の皆さんは、百田氏ら幹部に説明を求め、新たな党として出発すべきだし、そして、保守派としては考えられないような暴言は、断じて慎むべきだろう。
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今ネットに求められるのは冷静な議論だ!

2024年02月22日 | ネット
 最初はブログから始まって、フェイスブックやツイッターまでやるようになりましたが、自分の思いの丈をたかることができるのはブログです。ここで投稿したものをツイッターでもアップしていますが、せいぜい目に触れるのは500人程度だとしても、僕にとってはそれで十分です。
 商売ではなくて、自分の考えを整理するために書いているわけですから、あくまでも自分のためであるからです。ビジネスでネットを使っている人たちは、そんなわけにはいかないようです。人の気を惹くようなことを言わないと、読む人は限られてしまうからです。それで極論を吐いて、賛同者を呼び集めようとします。
 しかし、冷静に物事を判断し、日本の行く末を心配する人たちの言説は、孤独な営みではないかと思います。時代より一歩前を進むだけで、多くの人から理解されないからです。多数派を形成しようとすれば、大衆迎合的になりがちです。そこから距離を置くことができなければ、思想家と呼ぶには値しないのです。
 ネットのユーチューバーが一時期ほど盛り上がっていないように見えるのは、底の浅さが露呈してしまったからではないでしょうか。やはり今は古典を読むべきです。いくら情報が大切だとしても、それにだけ振り回されてはなりません。僕のネット歴も長くなりましたが、「犬笛」とか「限界」とか言われないようにするためにも、まともな思想家の本をじっくり読まねば、と思います。
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