草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

智仁勇に欠ける鳩山首相

2010年02月28日 | 政局

 チリ沖地震にともなう津波が日本に押し寄せてきており、大きな被害が出るのが心配されているのに、鳩山由紀夫首相というのは、やっぱりピンボケだよね。コメントを求められたのに対して、「住民に1人の被害も出さないよう徹底したい」と得意の命を連発し、「国民の皆さんは海に近づかないでください」を繰り返すだけなんだから。それってテレビ、ラジオが口を酸っぱくして言っていることと、まるっきり同じでしょう。国の最高責任者としては、防衛省、警察庁などを中心に、国として万全の態勢をとっていることを表明し、まずは国民を安心させることが大事なのに、それについては一言もないんだから、あきれてしまうよ。そんなわけだから、平野博文官房長官が青森、岩手、宮城の三知事とテレビ会議をやるという発想が出てくるんだよね。「現状の情報交換をし、住民の避難がしっかりできているかどうか確認する」とか鳩山首相が語っているけど、そんな会議を設営するよりも、関係省庁と専門スタッフによるチームを動かして、様々な事態に備えるのが先でしょう。鳩山首相というのは、何かするとパフォーマンスばかりで、内容がともなわないんだよね。緊急事態に即応するのが「テレビ会議」ではないし、あくまでも情報の共有をするということなら、事務レベルの連絡を密にすればいいだけだよ。しかし、心配なのは、鳩山首相のような人間に、国民の安全と命を預けてしまって本当にいいのかということだよ。一日も早く辞めてもらわないと国民が迷惑するんじゃないのかな。リーダーに必要な智、仁、勇のいずれも鳩山首相にはないんだから。正確な情報にもとづく活動をするための知的な能力、権威をもって部下を統率する能力、勇気をもって決断し、未知の将来と対面する能力の三つが備わっていたならば、もっとまともな鳩山政権になっていたはずだよ。

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不正を許さなかった雲井龍雄

2010年02月28日 | 思想家

 鳩山政権と民主党がやっていることは酷すぎるから、悲憤慷慨しない方がどうかしているよ。鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長の政治と金をめぐる問題にも、さっさと蓋をしたいという魂胆が見え見えだし、野党時代には自民党政権を厳しく追及していたのに、二枚舌というのは許せないよね。戊辰戦争の渦中にあって、「討薩ノ檄」を書いた米沢藩士雲井龍雄は、一貫して正義を訴えたことで知られているよ。薩摩と長州を離反させるべく工作していた雲井は、権謀術数を弄する薩摩こそ討つべきだと主張したんだよね。「苟も王者の師を興さんと欲せば、すべからく天下と共に其の公論を定め、罪案已に決して、然る後徐にこれを討つべし。然るを倉卒の際、にわかに錦旗を動かし、ついに幕府を朝敵に陥れ、列藩を劫迫して征討の兵を調発す。これ、天命を矯めて私怨を報じる所以の姦謀なり。其の罪、何ぞ問わざるを得んや」。明治政府にも与しなかった雲井は、政府転覆をもくろんだとして、明治3年12月28日、27歳の若さでにさらし首になったけど、惜しまれる死であったことは確かだよ。正義が必ずしも勝つとは限らなくても、文天祥も「人生古より誰か死無からん 丹心を留取して汗青を照らさん」という漢詩をつくっているように、不正を許さないという気概を持った人間は、後々まで語り継がれることになるんだよね。藤沢周平も『雲奔る 小説・雲井龍雄』を書いているくらいだし。今こそ悲憤慷慨の士が結束して、国の大本を否定する政治を終わらせないと。

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若々しき維新者が日本を救う

2010年02月27日 | 思想家

 鳩山由紀夫首相も、民主党の小沢一郎幹事長も一体どういうつもりなんだろう。そして、日本国民はそれを黙ってみているんだろうか。何事もなかったかのように、参議院選挙に向けて、全国を飛び回ってみるみたいだけれど。自民党はなぜもっと攻撃しないんだろう。政界再編を見込んで、またまた陽のあたる場所に出たいと考えているとすれば、それは甘すぎるよ。小沢と鳩山はそもそも嘘つきなんだから。自民党の谷垣禎一総裁は、全国の党所属の地方議員を東京に集めて、二万人規模のデモをやるべきだよ。このままあの「平成の脱税王」と「闇将軍」を許すべきではないから、野党として体を張ってもらわないと。審議拒否にしても、もっとやり方があったんじゃないの。スクラムを組んで議場に入れないようにするとか、ハンガーストライキとか。背広やワイシャツがしわくちやになるのを心配するよりも、まずは国家、国民なんだから。民主党を中心とする与党は、自民党は何にもできないと思っているじゃないのかな。小沢の公設秘書で、政治資金規正法で逮捕された、石川知裕衆議院議員の辞職勧告決議案を審議することすらできないわけだし。それでも、今のところは自民党しかいないのが辛いよね。鳩山政権が誕生したとたんに、共産党も公明党も擦り寄っているみたいで、信用ができないから。大東塾の影山正治が『維新者の信条』で、維新者は若々しい情熱を政治に注ぐこと、人後に落ちなかったと書いていたっけ。幕末の勤皇の志士を頭に浮かべていたんだと思うよ。まずは、自民党にそうした人材が何人いるかだよ。

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大アジア主義と日本の国粋派

2010年02月27日 | 思想家

 中国や韓国と付き合うにあたっては、馴れ合いはよくないよ。やっぱりお互いの違いを尊重して、それこそ内政不干渉でいかないと。その意味でも、永住外国人に地方参政権を付与する法案は、断じて認めるわけにはいかないよね。もともと日本の国粋派の人たちは、欧米列強の植民地支配を憤っていたから、大アジア主義を唱えていたことは確かだよ。明治十四年に結成された玄洋社にしても、孫文の辛亥革命を物心両面から支援したし、アジア諸民族の独立が達成されなければ、日本の自主独立はありえないとまで言っていたんだから。アジアを無視し、欧米列強に追いつくことだけを目標にしていた、文明開化の推進派と真っ向から対立することになったのは、いうまでもないよ。このために、国粋派の人たちは、権力に背を向けて野党に徹し、国会開設運動や自由民権運動にも加わったともいわれるよ。在野精神というのも、そこから生まれたんだって。文明開化の推進派の政治家や官僚とは肌合いが合わず、反権力の新聞記者になったりして、岡倉天心流に言うならば「詩心はさびしい浪人の心に宿った」ということだよね。先の大戦が不幸な結果になったのは、保田與重郎が指摘しているように「文明開化の実学の功利観によってこの戦争を考えた者と、維新の真精神をうけついでアジア解放を人道の光栄とした者との間の、氷炭相容れ難い対立があった」(『日本の文学史』)からだよ。国粋派の人たちは最初から捨石になろうとしたのに、当時の日本の政治家や官僚は、日本の勢力圏の拡大ばかりを考えていたんだから、一致するはずがないよね。しかし、いかに国粋派がアジアへの思いを募らせても、戦後になって東アジアに中共と北朝鮮という共産主義国家が誕生したことで、大アジア主義の夢は潰えてしまった。中国や北朝鮮が共産主義国家である限り、さらに韓国とは領土問題がある限り、中国人や韓国人に地方レベルとはいえ、選挙権を与えるわけにはいかないよ。明治以来の大アジア主義の流れを尊重したとしても、現実を無視することはできないわけだから。

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米軍海兵隊を厄介者扱いする鳩山政権

2010年02月27日 | 思想家

 沖縄の普天間基地の移設問題をめぐって日米関係は暗礁に乗り上げてしまっており、鳩山政権は、それだけでも総辞職に値するよ。もはや新たな政権の手によって、局面の打開を図るしかないよね。連立政権の一角を担う社会民主党にいたっては、暫定移設先に無人島を挙げる始末で、厄介者扱いにしているみたいだけど、そんなことでいいのかな。忘れてならないのは、沖縄の海兵隊が果たしている役割でしょう。アジア・太平洋地域の安定に役立っていることは、誰もが認めざるを得ないよ。さらに、アメリカサイドからすれば、日本の軍事力強化を防ぐという目的もあるんだし。韓国なんかは、北朝鮮の脅威に悩まされているわけだから、海兵隊頼みだと思うよ。さらに、もう一つ重要なことは、普天間基地に展開している第一海兵航空団の一部の移設先を、日本が提供すればいいという問題だけではないんだよね。江畑謙介は生前、『日本の安全保障』のなかで、「米国が考えているのは、アジア・太平洋地域で事が起こった時に、米本土から派遣してくる、米海兵隊一個遠征軍を含む総計五十万人規模の部隊の受け入れ先としての日本であり、それゆえ、普天間の代替基地には、現在普天間に居る約七十機のヘリコプター、KC130空中給油機・輸送機ではなく、四百機相当のヘリコプターを運びこめる機能が要求された」と書いているように、米国は最悪の非常事態を想定しているんだよね。日米安保条約によって、日本が基地を提供する義務があるにもかかわらず、それを履行できなければ、日米関係が最悪になるのは明らかだよ。海兵隊を厄介者扱いにして、県外か国外に移すと言い続けてきたわけだから、鳩山首相には責任をとってもらわないと。

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散華の世代の思想

2010年02月26日 | 思想家

 先の戦争に敗れたことで、日本人は大事なものを否定されたんじゃないかな。高橋和己のエッセイ集『孤立無援の思想』に、高橋と埴谷雄高の往復書簡「散華の世代」が収録されているんで、ついつい手にとってしまったけど、善悪は別にして、散華の世代の思想は無視できないよね。高橋はその書簡のなかで、ある特攻パイロットのことを取り上げていたっけ。終戦の年の八月十五日、敗戦の布告が出されたのを知りながら、九州の大分基地から九機のゼロ戦の編隊が沖縄に向け出撃した。もちろん、敵空母の近くまで行けず、全機が米軍に撃ち落されてしまったが、奇跡的に年若い中尉だけが、左腕を失いながら米軍に助けられたんだ。そして、その中尉が「特攻隊に志願したことは、自発的なものだった」と語ったんで、それを聞いた米兵が不可解な顔をしたと言うんだよね。新左翼に同調的であった高橋は「戦争とは精神面から照明をあてれば、それは裏がえされた人間の悲惨な文化の一形態であります」と批判的なコメントしていた。でも、それが日本人の負の部分かどうかは、議論が分かれるんじゃないのかな。天才数学者であった岡潔は、小林秀雄との対談(『対話 人間の建設』)で、「日本人の長所の一つは、時勢に合わない話ですが、神風のごとく死ねることだと思います。あれができる民族でなければ、世界の滅亡を防ぎとめることはできないとまで思うのです」と述べていたよ。それに対して小林も「よくわかります。特攻隊というような異常事件に関しなくても、私たちの、日本人の日常生活のうちに、その思想はちゃんとあるのです」と応じていたよ。それが日本人に受け継がれてきた精神文化であって、高橋は恐れを抱きつつ、本心は畏敬の念をもっていた気がしてならない。鳩山由紀夫首相や小沢一郎民主党幹事長が許せないのは、そうした日本人の精神文化とは無縁なところで生きているからだよね。岡潔は小我を捨てることを説いていたのに、鳩山と小沢は小我を捨てるどころか、自己保身の執着が強すぎるよ。

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大義は野党自民党にあり

2010年02月26日 | 思想家

 何一つまともなことができない鳩山政権や民主党は、国民の意思をまったく無視して、鳩山首相や小沢一郎幹事長を守ることに躍起になっているよ。国会の運営でも、露骨に数の力で押し切ろうとしている。それでいて、国民が求めている経済の成長戦略はまったく示されないまま。党利党略でこの国をメチャクチャニしているだけだよ。高い生産性と高付加価値の優位産業を育成することで、それにつながるさまざまな産業の裾野が形成され、多くの雇用を吸収できるのに、その道筋がまったく見えてこない。そんななかで、母親から莫大な資金提供を受けていたことで、鳩山首相は「平成の脱税王」、政治資金で不動産を購入していたのが明らかになった小沢幹事長は「闇将軍」とそれぞれ呼ばれているんだから、手がつけられない。為政者というのは、場合によっては国民の反発と抵抗を押し切っても、国民を統治しなければならないのに、一体どうするつもりだろう。「正しい政治」(職業倫理)と「よい政治」(善政と悪政の区別)を学問的に解明した学者に、京極純一がいた。「正しい政治の」第一の準則は公平・公正、第二の準則は無私・廉潔、第三の準則は職務専念、全力投球。「よい政治」の第一の準則は国民の生命と安全の保証、第二の準則は国民生活に対する繁栄の保障―ということだよ。その準則にのっとって鳩山政権を論評すると、てんで話にならないよ。少数野党を歯牙にもかけないわけだから、公平ではないし。清潔さに欠けるから、無私・廉潔でもないよね。防衛問題でずっこけているから、国民の生命と安全の保障もなおざりにしている。国民生活に対する繁栄の保障にいたっては、歴代政権で一番心もとないよ。にもかかわらず、一度政権を手にすると、自己防衛のために権力を行使したがるんだよね。一日も早く政権奪取をするためには、もっと自民党が戦う政党にならないと。すぐに妥協するのは愚の骨頂だよ。

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小沢擁護の右翼のルーツ

2010年02月25日 | 思想家

 今年もまた、2・26事件が勃発した日がめぐってくるよね。陸軍の内部で皇道派と統制派があったといわれるけど、もう一つピンとこないよ。それに対して、伊藤隆が「時流と政治」という論文のなかで、「精神右翼」と「革新右翼」というように区別していたのは、それなりに説得力があるよ。矢部貞治が昭和10年代の政治動向を分析するにあたって用いた定義だそうだよ。前者は復古的で、後者は革新的ということになるんだって。とくに、忘れてはならないのは、「精神右翼」の方が、日米開戦に反対だったという事実だよ。そこに含まれるのは、2・26事件に決起した皇道派であり、伝統的な右翼である玄洋社とかの流れを汲むグループや、平沼騏一郎のグループだとか。英米ではなく、あくまでも共産主義国家のソ連を敵視していたんだよね。これに対して、「革新右翼」といわれる方は、英米の世界支配を打破すべきだとして、ナチスドイツ、ファッショイタリアと三国同盟を結ぶことを主張するとともに、ソ連とまで接近しようとした。統制派、近衛文麿のグループ、ゾルゲ事件で刑死した尾崎秀美がメンバーであった昭和研究会などが、その中心だったといわれるよ。それにしても、最近の右翼陣営の分裂も、その縮小再生産じゃないですかね。アメリカを悪のペンタゴンと決め付け、反米ムードを煽りながら、共産主義国家の中国に媚びるというのは、かつての「革新右翼」そのものでしょう。民主党の小沢幹事長を擁護するのだって、アメリカと一戦交えたいからでしょう。それって日本を奈落の底に落としたいだけなんだよね。歴史は繰り返すとも言われるから、断固阻止しないと。

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戦う野党に脱皮せよ自民党

2010年02月25日 | 思想家
 やっぱり自民党は甘いよね。民主党の小沢一郎幹事長を国会に招致するために、徹底抗戦をしないといけなかったのに、腰砕けに終わってしまいそうだから。これから待ち構えている夫婦別姓法案、永住外国人への地方参政権付与法案も、これでは簡単に通ってしまうんではないの。与党側が強権的な国会を運営しているにもかかわらず、指を加えて見ているつもりなのかな。公明党、共産党が与党側に協力的なのは、日本に永住している韓国人や中国人に地方参政権を与えることに賛成しているからだよ。つまり、思わくが一致しているからでしょう。だからこそ、唯一の野党として、自民党は徹底抗戦すべきなんだけど、与党時代が長かったせいか、パンチ力に欠けるよね。審議をボイコットするにも、それだけではなく、全国いっせいに街頭に飛び出すとか、地方議員を日比谷公会堂に集めて総決起集会を開催し、気勢を上げるとかすべきだよ。いよいよとなれば、与党側が憲法違反の法律を通そうとするんだから、ハンガーストライキを行うのも手じゃないかな。自民党が生まれ変わるというのは、手弁当でそれができる人間が何人いるかだよ。花田清輝が『復興期の精神』のなかで、「由来、運命の神は女性なるが故に。すなわち彼女を支配下に置こうと思うならば、彼女を撲ったり、虐待することが必要だ。そうして、運命は冷静に事を処する人よりも、むしろこうした人の意に、さらによく従うものであるらしい。したがって運命は、女と同じく、つねに若者の友である。これ青年が思慮深からず、かえって乱暴で、しかもよく大胆に運命を支配するゆえんである」(『君主論』)というマキャヴェリの言葉を引き合いに出していたっけ。花田は「権謀術数は、無鉄砲な、若々しい大胆な魂によって支えられていないかぎり、断じて無意味だ」とも解説していた。沈着冷静が必ずしも、事態を好転させるわけではないんだよね。平時であればそれでいいんだろうけど、今は非常時だよ。自民党にはもっともっと危機感を持ってもらわないと。もう野党として待ったをかけるのは、自民党しかいないんだから。

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黄門様の威光で小沢の国会招致を

2010年02月24日 | 政局

 民主党の長老である渡部恒三代議士が、夏の参議院選挙前に、小沢一郎幹事長がけじめをつけることを求めているみたいだけど、その理由がふるっている。民主党を参議院選挙で勝たせるためだって。もう国民の支持は民主党から離れてしまっているのに、幹事長を辞めればメデタシ、メデタシになると、安易に考えている節があるよね。この前の総選挙で国民は騙されてしまった。代表だった小沢一郎が身を引いたことで、民主党がまともになったと勘違いして投票した人が多かったんじゃないの。検察の捜査が中断したこともあり、目くらましに遭ったんだよね。でも、同じ手をもう使うことはできないよ。それよりも、今求められているのは、小沢幹事長を国会の場に引っ張り出し、疑惑を追及することだよ。「検察が自分の無実を証明してくれた」とまでうそぶいているわけだから、このままにはしておけないよ。現代の黄門様と恒三代議士が呼ばれたいのならば、まずは国会招致に応じるように、民主党内を説得しないと。いくら自民党が審議をボイコットしても、民主党は聞く耳を持たないんだから。辞める辞めないの以前の問題だよ。「憎まれるのは俺一人でいい」と言うのならば、小沢幹事長の国会招致を実現させることが先決でしょう。印籠を手にした黄門様だったら難しくないはずだから。

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