草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

悠仁親王殿下の机に刃物を置いた犯人は自称長谷川薫!

2019年04月30日 | 祖国日本を救う運動

平成の御代のうちに犯人が逮捕されてよかった。令和の御代にまで引きずれば、重苦しい雰囲気になってしまうからだ。悠仁親王殿下が通われるお茶の水女子大付属中学校に侵入し、悠仁親王殿下の机の上に刃物を置いたのは、皇室に対するテロである。元号が変ろうとしている今、国民が歓迎ムードに冷水を浴びせたかったのだろう▼捕まった男は、自称長谷川薫と名乗っているというが、なぜ本名を明らかにできないのだろう。職業などについては、自称という言い方が用いられることがあるが、あまりにも不自然である。公表できない何かがあると勘繰りたくなる。56歳ということだから、分別があってよさそうなものだが、特定のイデオロギーに凝り固まっているか、さもなければ愉快犯の可能性もあり、背後関係も含めて、徹底的に捜査すべきである▼戦後になってからは、開かれた皇室ということで、天皇ご一家は、普通の庶民と同じようなことをされるのがよしとされた。悠仁親王殿下がお茶の水女子大付属中学校で学ばれるというのも、その考え方を踏襲している。しかし、それでよいのだろうか。西行法師が伊勢の天照大御神の神宮を拝して「なにごとのおはしますかは知らねども、かたじけなさに涙こぼるる」との歌を詠んでいる▼日本人の皇室への心情を代弁しており、ミステリアスであるからこそ、天皇陛下は、日本国民の統合の象徴であられるのである。令和の御代を迎えるにあたって、私たちは、そのことにも思いを馳せるべきではないだろうか。

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令和の御代の前に保田與重郎の『万葉集の精神』を読む!

2019年04月29日 | 思想家

平成の御代も残すところ後わずかとなった。今こそ私たちは万葉集を手に取るべきではないだろうか。その手引書となるのは、保田與重郎の『万葉集の精神』である▼そこで保田は、斎藤茂吉らの「感動の写生主義と考え、文芸思想としては素撲剛健」といった見方を批判した。保田は日本人として大切なものを、万葉集に見出したのである。「我々は長い間、日本人の考えた学問という考え方を見失っていたのである。彼らは文学によってみちをたてることしか考えなかったのである。道を立てるとは、志を述べることであった」▼保田が注目したのは大伴家持であった。柿本人麻呂に代表される「神の如き慟哭の悲歌」に対して、家持は「文化の国家意識」を代弁したというのだ。藤原氏との権力闘争に敗れたがゆえに、志の高さで一矢報いたのである。「不遇をかこった大伴氏の詩歌によって、彼らが終末の意識に於てなお、生甲斐を味った大君の思想を考えうることは、我々が古歌にもつよろこびの一つである」と書いた保田は、大君の御代を讃えた祝い歌に、家持の志の高さを看取した▼「新しき年の始の初春の今日降る雪のいや重(し)け吉事」。「吉事が重り重りあらわれよ」というのは、令和の御代を前にした私たちの願いと同じではないだろうか。いかなることがあろうとも、大君を中心にしてまとまってきたのが日本の国柄であり、それを教えてくれるのが家持の歌なのである。

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皇位継承第3位の悠仁親王殿下の警護に万全を期すべきだ!

2019年04月28日 | 祖国日本を救う運動

日本人が日本人としての一体感を維持してきたのは、天皇を中心とする国柄が連綿として受け継がれてきたからだ。それを否定しようとする勢力は、いうまでもなく日本国民の敵である。皇室を批判する言論活動は許容せざるを得ないが、皇室関係者へのテロだけは断じて阻止しなくてはならない▼秋篠宮のご夫妻の長男、悠仁親王殿下が通われるお茶の女子大付属中学校で27日、悠仁親王殿下の机の上に刃物が置かれていたことが判明した。防犯カメラには、ヘルメットをかぶった作業員風の不審な男の姿が写っていた。警察の身辺警護が緩かったのではないだろうか▼本来であれば学習院に通われるのが普通である。しかし、戦後の占領軍の政策によって、華族制度が廃止され、誰でも自由に入学できるようになり、今では左翼の拠点と化してしまった。あまりにも酷いので、国立の付属中学校を選んだといわれているが、皇位継承順位第3位であり、万が一のことは、絶対にあってはならないのである▼令和の御代を迎えようとしている今だからなおさら、国柄に歯向かう者たちへの、警戒を怠ってはならない。それと同時に、将来の天皇となられる悠仁親王殿下の教育にあたっては、昭和天皇がそうであったように、乃木希典や山川健次郎が関与した、東宮御学問所のような教育機関を、すぐに立ち上げるべきだろう。帝王の学というのが我が国にはあるわけだから。

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時代に逆行して情報の囲い込みに必死な大新聞を嗤う!

2019年04月27日 | ネットの世界

日本の大新聞は情報の囲い込みをしている。ネットで発信する記事を有料化して、新聞の購読者が減った分を取り戻そうと必死である。その点では朝日、読売、毎日、産経も横並びである。ネット社会では、情報を手にするのも、情報を発信するのも、限りなく経費がゼロに近づくはずであった。時代に逆行しているのである▼本来であれば、現実に起きている様々な事件を、無料で提供すれば、そこに人びとは集まってくるわけで、バナー広告だけで、十分に採算が取れるのである。インターネット広告費は、2017年の段階で1兆5094億円。新聞、雑誌、ラジオ、テレビの広告費が頭打ちであるのに対して、前年比で115・2%となった。しかも、制作トレンドは、独自のウェイブサイトによる宣伝よりも、ソーシャルメディアとの連携型にシフトしてきている。ツィッターやフェイスブックへの広告を出す企業が増えているのだ▼大新聞が多くの人材を抱え、大手通信社とタイアップし、いくら全世界的な規模で情報網をめぐらしても、ソーシャルメディアのネットワークにはかなわない。大事件が起きれば、そこに居合わせた人が、携帯で動画を撮影し、それがあっという間に世界中に拡散されるのだ。下手な解説が入り込む余地などまったくない。それに気付かない大新聞は、図体だけ大きくなって滅びた恐竜と同じ運命を辿るしかないのである。

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安保関連法廃止法案を提出した平和ボケの特定野党を嗤う!

2019年04月26日 | 安全保障

今さら安全保障関連法案を問題視する神経が理解できない。特定野党の立憲民主、国民民主、共産、自由、社民が22日、同法を廃止する二法案を参議院に提出した。北朝鮮の中距離核ミサイルや、中共の軍事的な脅威に対抗するには、アメリカとの同盟関係は欠かせない。それを円滑に機能させるためには、我が国はアメリカ軍を補完する一定程度の役割を負わなければならず、集団的自衛権の行使は国連憲章でも認められていることだ▼もう一度振り出しに戻れば、アメリカとの信頼関係は損なわれ、我が国の安全保障環境は最悪の事態を迎えることになる。安全保障関連法案が通ったことで、アメリカの第七艦隊の空母と、自衛隊の護衛艦が一緒に行動できるようになり、我が国の抑止力がより高まったことを、特定野党は認めたくないのである。来る7月の参議院選挙では、特定野党が結束しなければ、自民党に勝てないというので、政策そっちのけで、野合に走っているのだ▼高坂正堯は「われわれ日本人には、国際環境を気象のような与件としてとらえ、それに対応することをもって外交とみなすところがあり、自らも加わって変えていくことができるものとして国際環境をとらえることが少ない」(『日本存亡のとき』)と述べていた。危機的な状況下にあって、国家として身構えようとしない特定野党は最悪であり、国民が支持するわけはないのである。

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日本破壊のコミンテルンに異議唱えた鍋山と佐野の転向!

2019年04月25日 | 歴史

日本のリベラルや左翼が駄目なのは、反日国家の走狗となっているからだ。多くの国民はそのことを知っているから、日本共産党などの特定野党を支持しないのである▼日本共産党はコミンテルンの日本支部として大正11年に発足したが、昭和8年に外国勢力の手先になるのに異議を唱えて転向したのが、鍋山貞親と佐野学である。二人は他国に指導される革命を拒否し、日本独自の路線への転換を主張した。その当時は日本共産党の幹部であっただけに、センセーショナルな出来事として、新聞にも大きく報道された▼二人が世に問うた「共同被告同志に告ぐる書」では「日本民族が一度たりとも他民族の奴隷たりし経験なく、終始、独立不羈の生活をしてきたことの意義は甚だ大きいのである」と述べるとともに、ロシアにおけるような暴力革命を批判し、「今日の発達した文化と相俟ち新時代の代表階級たる労働階級が社会主義への道を日本的に、独創的に、個性的に、且つ極めて秩序的に開拓するを可能ならしめるであろう」と訴えた。二人は国家権力の弾圧に屈したのではなく、無理難題を押し付けてくるコミンテルンに反旗を翻したのだった▼今も当時と状況が似ている。心ある日本人であれば、中国共産党や北朝鮮の金王朝の代弁者になりたくはないはずだ。我が国を混乱させようとする外国勢力に屈するか、それを拒否するかは、祖国日本を愛するか、それとも背を向けるかの違いなのである。

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喜多方の枝垂れ桜 10句

2019年04月24日 | 俳句

SLの往時の語り部枝垂れ桜

廃線の枕木の跡枝垂れ桜

どこまでも枝垂れ桜の並木道

団塊の夫婦仲良く花見客

喜多方の枝垂れ桜は日本一

県外の車続々桜狩り

拉麺のまちは花咲く名所かな

満開の桜こぼれる蔵のまち

お城から足を延して花見かな

艶やかな枝垂れ桜とカップ酒

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忠誠対象を見失ってしまった上級国民の跳梁跋扈を憂う!

2019年04月24日 | 思想家

池袋での元キャリア官僚による暴走事故をきっかけにして、上級国民への風当たりが強まっている。マスコミは防戦に努めているが、必死になればなるほど、上級国民の手先と思われるだけだ。逮捕されないのは、怪我をしていることや、年齢的なこともあるからだろう。しかし、フランスと同じようなことが日本でも起こりかねず、甘く見るべきではない▼今の日本が混乱しているのは、上級国民がノブレス・オブリージュを失ってしまったからだ。社会的な地位が高ければ高いほど義務が伴う。その責任感が欠如しているのである。運転がおぼつかないことを知りながら、ハンドルを握るというのは、まさしくその典型である▼佐伯啓思は福田恆存の『日本を思ふ』の文章を引用しながら「福田恆存がいうように、明治の幕開けにおける天皇の登場は、むしろ日本に絶対的なものが存在しないという空虚感を埋めるためのものであったというべきであろう」(『国家についての考察』)と書いている▼敗戦によって「天皇国家共同体という情念の求心力が失われた」ことで、上級国民は忠誠対象を見失ってしまったのだ。小室直樹は「急性アノミー」という言葉で表現したが、そこから未だに抜け出せないでいる。日本を取り戻すためには、下級国民から慕われてきた天皇像というものを復権させなくてはならない。明治維新からたかだか150年のことよりも、今年は皇紀二六七九年であることを、私たちは思い起こすべきなのである。

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週刊文春と週刊新潮の部数減少は保守派が離れたからだ!

2019年04月23日 | マスコミ評

依然として週刊誌の売れ行きがかんばしくない。昨年12月1日の時点で、一位の週刊文春の発行部数は33万5656で前年同期比90・13%、2位の週刊新潮は唯一部数を伸ばしたとはいえ、101・64%で25万1403であった。今から7年前には週刊文春が68万3364、週刊新潮が56万8930の発行部数を誇っていた時から比べると、半分以下である▼雑誌の売り上げ自体が平成7年あたりのピーク時と比べると、激減していることは否定できないが、週刊誌に限ってみると、立ち位置が混乱しているからではないだろうか。週刊文春や週刊新潮の報道姿勢が問題なのである。保守系の読者が離れたことが影響しているのではないか▼朝日新聞を揶揄する記事が、今はほとんど見られなくなってしまった。大新聞の論調と大差がなくなれば、無理して手に取る必要はない。正義漢ぶって拳を振り上げた人間が、裏ではとんでもないことをしていたことを暴く。理想論に水を差す、大人の読む記事を保守系は期待していたのだ。時には政権批判もよいだろうが、横並びで一緒のネタでは、わざわざ金を払う気がしないのである▼月刊「Hanada」の売れ行きが順調なのは、保守的な層をターゲットにしているからだろう。今の政党支持率をみると、若者は圧倒的に自民党である。憲法をめぐる議論で、自民党が攻めに転じているからだ。日本の左翼は尻つぼみであり、それと週刊文春や週刊新潮は心中するつもりなのだろう。

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衆議院補選での自民の敗北は候補者が悪かったからだ!

2019年04月22日 | 選挙

昨日の衆議員補選で自民党は大阪12区と沖縄3区の両方とも敗れた。敗因はいずれも候補者が悪かったからである▼大阪12区は日本維新の会が強い所である。今回の選挙は北川知克元環境相が死去したことにともなうもので、自民党新人の北川晋平氏は甥ということで「弔い選挙」になるはずだったが、そうは問屋が卸さなかった。大阪は世襲をすんなり認める土地柄ではないのである。沖縄3区は沖縄県知事に転出した玉木デニー氏の衆議院議員失職にともなうもので、いくら元沖縄北方担当大臣の塩尻安伊子氏であっても、個人的な人気がもう一つだった▼どちらの選挙区にも共通しているのは、投票率の悪さである。大阪12区では47・00%で、沖縄3区は43・99%であった。50%を切っているのである。とくに沖縄の場合は前回よりも10・06ポイントも減少している。魅力ある候補者がいないということが背景にある。選挙そのものに不信感がもたれているのである▼ここで自民党は考え方を改めるべきだろう。世襲議員が中心の党の体質を否定することになるが、世襲ではない能力のある人材を発掘しなければ、先細りは避けられない。沖縄については、国防安全保障の専門家を擁立すべきだ。その分野でのエキスパートでなければ、迫りつつある危機を説くことは難しいからだ。誰でもいいというわけではないのである。今回の自民党の敗北を安倍首相は真摯に受けとめるべきであり、候補者選定に気を遣うべきなのである。

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