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潔い壮絶な最期によって、白虎隊は会津藩の名を後世に残すことになったけれども、政治家として卑怯かどうかということは、日本人の美意識とも結びつくんではないのかな。今の日本人は、生者のことばかりを考えて、死んでいった者たちの思いに耳を傾けることをしない。それって保守主義に反することでしょう。日本人が守り育ててきた国柄を破壊してしまえば、取り返しがつかなくなるよ。民主党の鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長が許せないのは、保守的な心情をまったく持ち合わせていないことだよ。だからこそ、法に触れても、人の道に反しても、先祖に申しわけないとか、名を惜しむということがないんだよね。会津では四季を通じて死者を祀っているよ。生ある者であれば、死は避けられない現実でしょう。死者に恥じない行動を求められるのは、いつか自分も黄泉の国に入るからなんだよね。三島由紀夫が自刃したのは45歳で、若くはなかった。でも、その熱情は白虎隊の少年たちと同じだったと思うよ。命よりも大事なものがあることを示そうとしたんだから。 散るをいとふ 世にも人にもさきがけて 散るこそ花と 吹く小夜嵐 三島由紀夫
ようやく民主党の幹事長である小沢一郎にお縄がかかるかどうかという事態になってきたよね。東京地検特捜部を、あたかも2・26事件の青年将校に例える連中がいるけれども、それって褒め言葉ではないかな。国を憂いて天誅を加えるというのを、国民が支持しないわけがないから。しかも、法に則って権力者に立ち向かうんだから、弱い者虐めではないし。デモクラシーは、よりベターな制度ではあっても、ベストではないから、度々危機に見舞われんだよね。昭和45年11月25日に「天皇陛下万歳」を叫んで自刃した三島由紀夫は、ドンキホーテであっかたもしれないが、命より大事なものを訴えたかったんだよね。きっと三島も「日本を救ってくれ」と検察の関係者を応援していると思うよ。彼の死は、後に続く者を信じての行動であったわけだから。怯むことなく小沢の罪を暴くべきだよ。検察がここで奮起しなくては、日本は崩壊してしまいかねない。それだけに不退転の決意で取り組んでもらわないと。ここで腰砕けになり、鳩山首相の二の舞になったらば、日本は取り返しがつかないことになってしまうよ。
鳩山由紀夫首相や、小沢一郎民主党幹事長は、何をしても許されると思っているらしい。しかし、一部のテレビメディアがよいしょしてつくりあげた世論なんかは、一変でひっくり返るんだよね。そもそも郵政利権は、旧田中派の牙城で、地方テレビ局の開局に口をさしはさんだのは、小沢一郎らだったわけで、そのときからの癒着が続いているんじゃないの。国を思う心ある国民は、現状に言い知れない危機感を抱いているんだよな。このままでは爆発するしかなくなってしまうよね。脱税総理であっても、ゼネコンから不正な献金を受け取っても、何をしても許されるんだから。さらには国を売るようなことを平気でしているし。法に触れれば、一般の庶民であれば、手錠をかけられて留置されて取り調べられるのに。権力を持っていると見逃されるというのでは、もう法治国家の体裁をなしていないわけだから、エキサイトしてあたりまえだよ。金丸信の脱税事件のときには、法務省だかにペンキをかけた人間がいたけど、同じことが起きると思うよ。権力者が悪に手を染めて、それで胸を張られたんでは、国民はたまったもんじゃないよ。